月光に黒猫匍匐前進す
あたしが出ないと収まりがつかないようなので、出て来ました(笑)
まずは何よりも、この座の皆さんのために、言いたくないことを言ってくださったラスカルさん、本当にありがとうございます。これまでずっと我慢して来たラスカルさんが、とうとう堪忍袋の緒が切れての発言、とても重く受け止めています。
それから、自分の感情は二の次にして、座の和を最優先してくださった猫髭さんにもお礼を言います。
ラスカルさんも猫髭さんも、あたしの俳句理念である「客観写生」と「挨拶の心」をきちんと理解してくたさっているので、自分のことは二の次にして、全体を客観視し、相手の立場に立った「挨拶の心」で、それぞれの意見を述べてくださいました。
さて、句念庵さん、あなたにとって「俳句」とは何ですか?あなたは、新聞に投句した句が取り上げられると、嬉々として掲示板に書き込みますよね。でも、それは、その選者の選であり、あたしの選ではありません。
ハイヒール句会の掲示板においては、あたしが主宰です。その掲示板に、あたし以外のどこかの主宰が選んだ句を投稿するということは、あたしに対する侮辱です。しかし、この点について、過去に何度も伝えようとしたのですが、句念庵さんは理解してくださらなかったので、今では放置しています。
また、新しい掲示板に対する意見の中で、句念庵さんは「前の句などいちいち覚えていない」と言いました。あたしは、あまりにも酷い物言いにギョッとしました。この座に集まってくださる皆さんは、それぞれ一生懸命に句を詠んでいるのに、その句に対して「いちいち覚えていない」とは、あまりにも無神経な発言です。
あたしは、しりとり掲示板にアクセスしたら、皆さんの句やコメントを読み、最新の句からのしりとり俳句を考え、繋ぐ俳句が出来てから投稿フォームをひらき、書き込んで投稿します。ですから、何も問題ありません。
しかし句念庵さんは、まず投稿フォームをひらき、それからしりとり俳句を考えるそうなので、前の句が見えなくなるのは困ると言うのです。あたしは驚きました。これって、どこからどう見ても句念庵さんのワガママではないでしょうか。
その挙句が、皆さんが気に入っていた「B列車」の貴船菊のデザインへの物言いです。確かに、句念庵さんのように画像がチラチラして気になる人もいるでしょう。でも、この掲示板は、お忙しい猫髭さんが、皆さんのためにと寝る間も惜しんで作ってくださった掲示板であり、そのデザインを気に入っていた撫子さんやあたしのような参加者もいるのです。
そして、撫子さんが「画像が拡大されたことでお花の部分が隠れてしまい、私は少し寂しいです」とコメントしたのですから、句念庵さんは、ラスカルさんがご指摘しているように、撫子さんに何かひとことを言うべきだったのではないでしょうか。
あたしは、俳句が大好きです。それは、主観にまみれて生きている人間が、俳句を詠むときだけは自分自身のことを客観視し、季節の移ろいや小さな命に目を向け、自分のことよりも相手の立場に立つことができるからです。普段は見過ごしてしまうような、路傍の草花や指先にも満たない昆虫にも、自分の人生を投影することができるからです。
大好きな句念庵さん、あたしの気持ちが伝わりましたか?あなたはあたしの大切な句友です。なんだかんだ言いつつ、皆さんも句念庵さんのことが大好きなのです。句念庵さんの嫌う「粗忽庵」というアダ名も、句念庵さんが皆さんから愛されている証拠なのです。本当に嫌われていたら、誰もアダ名などつけてくれません。ですから句念庵さん、今回のことは今回のこととして、これからも楽しく同じ座を共有して行きたいと思っています。句念庵さん、ファイト!