子に踏んでもらふ足裏冬銀河
足の裏には11の内臓につながるツボがあり、内臓の具合が悪いとそこを押すと痛むのでわかるので、以前はツボを刺激するサンダルを履いていた。初めは痛くて歩けなかったが、やがて痛いと感じなくなったので効いたのだろう。ツボを描いた木製の足裏刺激版はボツボツが出ているのでせいぜい数分しか痛くて立っていられなかったが、寝る前に足の土踏まずを子どもに踏んでもらうのが一番気持ち良かった。親になって良かったと思う至福の時間である。足裏樹液シートは足の裏に貼って寝ると朝真っ黒に疲れの毒を吸ってくれるので感動したが、結構お金がかかるので今は貧乏なので馬鹿にならないのでやめているが、効きます。
今はどうしているかというと、ソフトフィットインソールという百均で売っている低反発クッションを靴底に敷いて毎日40分くらい散歩しています。これ土踏まずや踵を優しく押してくれるので、朝の寝起きの時に足のだるさが軽減されるので一番のお気に入りです。靴は足指を保護してくれる安全靴の千円台のスリッポンをずっとヘルパーになってから愛用しています。履くのも着脱も楽だし、滑り止めも付いているので安心で、今までは半年に一足履き潰していましたが、腰に7ミリくらいの百円ショップで売っているエプロン紐を買ってきて腰の周りに緩く巻いておくと、「紐トレ」と言って腰紐が体のバランスを無意識のうちに取ってくれるので靴底が偏らず減らないので二年近く一足が持つし、梅雨時は25年間ぎっくり腰防止で腰から胸に晒しを巻いていたのに「紐トレ」にしたらなんともう十年晒し抜きで暮らしています。頭に緩く巻けば目の疲れが取れるし、肩越しにたすきに緩く巻けば肩の痛みが消える、というか抑えられるし、耳に緩く輪っかにして巻いて寝ればあっという間に寝られる(朝起きた時には取れてるけどね)。鉢巻や襷は集中する時にきつく巻きますが、ゆるく巻くとリラックスして勝手にバランスを取ってくれるのです。
この「紐トレ」は介護でもびっくりするような効果があり、掴まってでなければ歩くのもおぼつかないお婆さんがすたすた歩き始めるとか、寝たきりの病人が腰と襷を巻くとびょんびょんキョンシーのようにベッドから飛び起きてベッドから落ちてしまうので慌てて外したとか、嘘のようなほんとの話。ただ、薬を多用している人と体に手術でボルトを入れている人や元気な爺婆には効果が見られないようです。わたくしは薬を飲まないし病院には行かないから手術もしたことがないまま老いぼれて来たので効果があるのでしょう。
写真はフランス製のわたくしの一番のお気に入りのシブールフランクフルトソーセージと国産のレモンとパセリのソーセージとキャベツ、玉葱、ミニトマトを茹でただけのクリスマス鍋。本当はセロリとジャガイモと人参とマッシュルームを入れるが、これだけで十分美味しい。マギーブイヨン一個とオリーブオイルを垂らして塩少々で味付け。