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スレッドNo.3167

うすうすと夕焼に染む煙の木

見た目が煙のようにもくもくふわふわした花を咲かせるように見えるので「Smoke tree」(和名は煙の木)と呼ばれ、ヨーロッパからヒマラヤ、中国にかけてが原産らしいが、日本には明治には輸入されていたというが、わたくしはロサンゼルスからサン・ディエゴに行く途中で見かけ、カリフォルニアからメキシコにかけてはカラフルで面白い花木があるなあと記憶にあったが、日本で見たのは横浜の植物園と杉並区の造園だけだが、園芸用にはピンクや茶色に色が変わるので人気があるそうな。五月中旬から煙の木らしく雌木の花の花柄が伸びて先にある種を遠くに飛ばすためにこういう形状になったようだ。

夕方に行くと6,7メートルを越す高さで、夕焼の逆光で赤みが増すのでこのアップの写真も少し赤みがかって見えるが、よく見ると種が見えるので、銀杏や金木犀と同じく雌雄異株の木だが、この季節には道行く老若男女はみなナニコレと立ち止まるので面白い。

皐月も奴さんのような縁取りのある花や朱や白や桃色が一木に咲くものも出てきて、躑躅より小ぶりだが皐月は皐月でいろいろな交配の品種がありそうだ。蛍袋も四月の馬鹿陽気で咲いていたが、今日の真夏日でまた咲きだしていた。

  逢ひたくて螢袋に灯をともす 岩淵喜代子

アンネの薔薇は相変わらず、黄色からオレンジ、赤紫と美しく育つごとに変化して美しく、他の薔薇のようなどぎつい香りではないので毎日愛でているが、鎌倉にいたときに庭の薔薇には緑色の小さな油虫がうじゃうじゃたかり、椿や山茶花には身の毛もよだつ茶毒がいたので、正直自分が園芸に手を出すことはないので、都会にわたくしのひとり吟行用の造園があるのは実に便利で有難く、図書館の裏にあるのでわからない植物は図書館の植物図鑑を根気よく調べれば必ず見つけることが出来る。俳句のお陰で雑識はますます増えたが、「手に取るなやはり野に置け蓮華草」(瓢水)が小学生からのモットーなので、わたくしは自然そのまま派で、野生のままが好きである。古稀過ぎても大人げないのは昔からみたい。

>焼酎のお湯割梅干し入り、納豆に大根おろし

どちらも試したことありません。焼酎は華垂れと呼ばれる芋焼酎の一番搾りか十年熟成古酒か米焼酎(熊本の「しろ」という安い奴)をオン・ザ・ロックか、蕎麦焼酎の蕎麦湯割りで、薩摩焼酎も店の仕切るお湯割りだけですね。仕事で九州を回っていた時に地元のひとたちに教わったものばかりです。九州では梅干でお湯で割って飲んでるひとはいなかったなあ。紹興酒と同じで常温が一番うまく、熱燗にしてザラメを入れて飲む中国人に会ったことがないのと同じで、おいしい地元の料理を味わうのに梅干入れるかなあ。まあ、焼酎は詳しくないので自分がおいしいと感じた飲み方しかしていないせいでしょう。

「納豆に大根おろし」も茨城育ちで納豆を赤子の時分から今日まで欠かしたことがないほど、コロナでわちゃわちゃになっていてもおすがりして食べているのに初めて聞きました。納豆を大根おろしと混ぜ混ぜしたら粘らないのでは。どうやって食べるのか教えてください。

引用して返信編集・削除(編集済: 2024年05月17日 21:58)

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