秋扇背中を掻くに届かざり
おはようございます。ハジメ2018さん、きっこさんの俳話を読んでいるのならハイヒールは有季定型俳句を学ぶ場所であることは御存知のはずです。俳句の瞬発力をつちかうために五七五のリズムを無意識に取れるように毎日五七五を詠んでいるわけで、きっこさんのように心臓の鼓動が575を刻むまでとは言いませんが、五七五でないと俳句を詠むのも読むのも乗れないからです。
>秋扇やモロヘイヤの茎噛み見直す
>中八だけど…。
五・八・六。
これ意識的にやっていますか。
誰も俳句として味わわないし、誰も触れませんよ。
わたくしは人後に落ちない変な句が大好きで、
憂きことを海月に語る海鼠かな 黒柳召波
巻尺を伸ばしてゆけば源五郎 波多野爽波
この蜂でなけれど蜂に恨みあり 亀田虎童子
また字あまりの句も上五に置けば中七座五のリズムで調べを取り返せますから、
南浦和のダリアを仮のあはれとす 攝津幸彦
という七・七・五の俳句も大好きです。これらは五・七・五の定型律を持っているから変な句だと思っても愛誦できるのです。
ハジメ2018さん、もう一度お尋ねします。中八、下六、意識的にやっていますか。御自分で直さない限り誰も直せませんよ。