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スレッドNo.502

竜田姫そぼ降る雨にそぼ濡れて

「きっこ俳話集」正編裏編全91話のハイヒール図書館「きっこ俳話集」への収納が完成いたしました。ひとつ肩の荷が下りました。

>たまには胃腸にやさしい「朝粥」もイイですね♪

わたくしも海外は仕方ないが(サンノゼの定宿は日本人シェフが居て朝御飯に幕の内弁当が出たので例外)、日本では和食ですが、お茶漬けや蜆汁や浅利汁で深川飯の真似はしてもお粥は病人食というイメージが強く病気になったことが無いので食べたことがないが鍋料理の締めの雑炊は大好きだが、あれはお粥ではないだろう。母もお粥は死んでも食べなかった(危篤になったので饅頭食わせたら生き返ったことがある。お粥嫌いもそこまで行けば呆れるが、実話である)。中華街のお粥は前の晩から仕込んで水だけで気の遠くなるほど静かに煮込んで、またそれに出てくる付け合わせの具も多種多様で、日本のお粥とは根本的に違う歴とした一品料理ですね。

わたくしはヘルパーなので高齢者や障害者の誤嚥は命に関わるので、一番消化に悪くて誤嚥の元になるのが「お粥」なので、わたくしのお客は全員お粥を止めて柔らかめに炊いた御飯に換えてもらっています。きっこさんのように若い健常者と違って高齢者や障害者は嚥下力と消化力が弱いので、飲み込み易い=噛まないので唾液とも混ざらない=消化に悪いとなります。あと本人の好物を食べてもらいます。好物は良く噛むので誤嚥しないので「好物に誤嚥なし」は医者も太鼓判を押しています。外来の医者は携帯レントゲンを持参しているので嚥下状態を透視出来るので科学的にも、不味いものは嫌がって口の端に溜まるので知らずに次のお粥をスプーンで入れたりお茶を飲ませたりすると誤嚥しやすいのです。ですから柔らかくお米を炊いて好物を刻んで食べさせると旨いのでちゃんとみんな食べるので、誤嚥は劇的に減ります。ヘルパーにとってお客の自立は、食事・排泄・睡眠の三つがコントロール出来ないと難しいので、食事介助や排泄介助や睡眠の質にヘルパーは常に気を配っているのです。

写真は末期癌患者の御主人を介護している奥さんの食事介助の写真です。一日として同じ料理はなく(猫髭料理もあります)、飽きないようにバランス配分を考えて、デザートまでちょびっとですが用意する奥さんの献身には頭が下がりました。

引用して返信編集・削除(編集済: 2022年09月29日 12:57)

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