天高く混み合ふハローワークかな
皆さん、こんばんは。
猫髭さん、「オムレツ(オムレット)」とは、直訳すれば「小皿料理」という意味だとあたしはメルマガに書きましたが、それが意味する代表的な玉子料理が「薄い玉子焼き」だったということも、後から知りました。
メルマガにはそこまで書けませんでしたが、さすがは猫髭さん、あたしのようにアレコレと調べてウンチクを語るのではなく、自身の経験から物事の本質をご存じだったのですね。
そうそう、「映画とオムレツ」と言えば、ロシアのプーチンがウクライナに侵攻したことで見直されることになったイタリア映画『ひまわり』では、ジョバンナ(ソフィア・ローレン)と恋に落ちて結婚したアントニオ(マルチェロ・マストロヤンニ)が、結婚祝いとして玉子を24個も使った巨大なオムレツを作るシーンが印象的でした。
それなのに、二人では食べきれなくて、残ったぶんを捨ててしまう。
玉子は「命」の象徴であり、それを無駄にした二人に、後の運命が襲い掛かる‥‥という、脚本家と監督の妙。
映画を「娯楽」としか考えていなかったあたしは、この作品で映画に対する考え方を改めた記憶があります。