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スレッドNo.119

遠雷は夜を剥がして近づきぬ

おお、遠雷がどんどん近づいて落ちるかなと怯えていたら雨音に変わりました。かなり激しい雨音。昼間は37℃を超えていたので夜のうちの天の打水で一気に気温は30℃以下に下がるでしょう。雨が窓打つ、わたしの胸を打つ・・・なんだっけこの歌詞。あなたあなたあなあな山のあなたの空とおく幸い住むとひとのいう~、これは歌奴の落語だな。矢吹丈「あなたのブルース」だ。明日のジョー?ちゃうちゃう矢吹健だっぺよお。これが大ヒットして二曲目が「蒸発のブルース」(笑)なんと「蒸発」が社会問題化して放送禁止(笑)。そういえば今村昌平のドキュメンタリー『人間蒸発』もあったし(露口茂がレポーター役で実際の蒸発した男を婚約者と追う話で、調べていくうちに蒸発した男が婚約者の姉と通じていたといった裏の顔が浮かび上がり、婚約者が露口を好きになってしまい追跡がどうでもよくなるといった不思議なドキュメンタリー)、勅使河原宏監督『砂の女』は砂に閉じ込められた男がそのまま蒸発してゆくような物語で、日本だけでなく世界からも高く評価された安部公房の小説を岡田英次と岸田今日子の二人の名演で映画も世界的に評価されたがこの映画の主人公は「砂」であり、その生き物のようなリアリティは監督がいけばな草月流家元なのにすごい才能だと世界中を驚かせた。『燃えつきた地図』も安部公房と勅使河原のコンビの傑作で小説も映画も世界的に評価され、この二本で安部と勅使河原は世界の芸術のトップランナーとなった。蒸発した男を追う探偵を勝新太郎、蒸発者の部下を渥美清が演じ、この渥美清の静かなはにかむような演技が一生忘れ得ない印象を残す。寅さんしか知らなかったので役者としての渥美清が本当にやりたかったことはこういう演技だったのかと茫然となった。みな渥美清に瞠目したと言っていた。今でも水色の電話ボックスが思い出される。
で、なんだっけ(笑)。そうそう矢吹健は「うしろ姿」がわたくしは名曲だと思う。うしろ姿は他人でもゆうべのあなたはわたしのも~の~、クーッ、いいねえ(猫さん、演歌も好きなの)。ラスカルにマイク持たせると離さないが、猫髭にマイク持たせるとマイクなくても余りの咆哮の凄まじさで出禁になるから。いや、ほんとの話。入歯も飛びます(目撃者多数)。
あ、土用二の日の「う」はわたくしもうどんです。八方出汁に豚バラスライスを一口サイズに切って玉葱のスライスをたっぷり入れて汁を作ると抜群にうどんと合うのよねえ。柚子胡椒を振って。あっ、きっこさん動物食べないんだ(人は食うのに)。大豆の肉代用品がいけるかも。キーマカレーの挽肉の代わりに愛用していますが、うどんにも合うかも。試してみよう♪

引用して返信編集・削除(編集済: 2022年08月04日 04:37)

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