白梅や紅梅やはた蝋梅や
皆さん、こんばんは!
杜人さん、画像からも良い香りが漂って来そうな蝋梅ですね♪
何でもない住宅街の路地を歩いている時に、ふっと梅の香りがして、次の角を曲がると梅を咲かせた庭があった‥‥という経験が何度もあります。
「飛梅伝説」では菅原道真が「東風吹かばにほひおこせよ梅の花主なしとて春な忘れそ」と詠みましたが、梅の香のよろしさは「東風」あってのものです。
蝋梅は梅より何倍も香りが強いですが、それでも無風では離れた場所の者に届きませんし、春一番のような強風では、香りがかき消されてしまいます。
立春を過ぎ、やわらかく流れて来る「東風」という風があってこそ、ほのかな梅の香も、鮮烈な蝋梅の香も、あたしたちのもとへ運ばれて来るのです♪