MENU
468,186

スレッドNo.1569

UFOとインディアン来る春の暮

もう三十年ほど昔になるが、アメリカのアリゾナ州のセドナというレッドロック(赤い岩山)がぽこぽこ突き出るインディアンの聖地でパワースポットになっておりUFOとの交信(チャネリンク)が有名な土地がらで観光地にもなっており、UFOと交信しに来る観光客でごった返していたのが話題になっていたが、仕事しに来たので頭のおかしい連中を見に行く気にもならなかったから素通りしたが奇岩の山の近くを車で走っているとインディアンがキャホキャホ叫びながら山から馬に乗って襲ってくるような気がした。インディアンの聖地はコロラドにもあり、バッファローが一杯群れており、仕事先の友人のピーターに食えるのかと聞いたら食えるというのでレストランで食ったら(柔らかで大雑把な牛肉の味という感じ)みんな牛のステーキを食っていて、誰もバッファローを食っていなくてどんな味だと聞かれたのには参った。アリゾナかテキサスか忘れたが鰐のフライを食っていたので(韓国料理のミノのようで弾力がありなかなか噛み切れなかった)ピーターがあいつは何でも食うと社長に言ったら本当に食うかみんなで見に行こうとぞろぞろ付いて来て、お陰で仕事はまとまったが、そのバッファローが食えるレストランの奥の山がインディアンの居住区で銀細工のベルトのバックルが並んでいて鷹の文様が見事だったが、よく展示品の解説を見ると彫っているのは日本人の銀細工職人だった。アメリカにはインディアンの子孫がいたるところに居て、アラスカのフェアバンクスのオーロラ案内人の白人は俺はアパッチの末裔だと言っていたが、どう見ても腹の出た白人のおっさんにしか見えなかった。

タレの話では、アメリカ人はホームパーティが大好きなのか親睦のために習慣化しているのか、わたくしや部下たちもよく参加させられて、わたくしは料理も即席で披露するので、ギョーザは大受けするので作り方を教えてくれとカミサンと一緒に教わりに来るものもいて、子ども等にはケチャップ味のチキンライス、醤油味のステーキライス、ソース味のポークライスを作ったりしていたが、ミネアポリスの技術講習会に大阪から参加した連中が「おたふくソース」を日本から持って来てお好み焼きを作ると張り切ったが、自炊したことのない連中ばかりで実に焼きむらのある見た目も汚らしいものを作るので、結局わたくしがアメリカ風にピザ用のチーズと豚バラやアメリカ野菜を使ってお好み焼きは作って、軽くソースを刷毛で塗り、好みに合わせて「おたふくソース」を付けて食べられるように小皿に置いたら、この「おたふくソース」も好評だった。わたくしはこんな甘どろしいシロモノは気持悪くて使えないが、アメリカ人はジャパニーズ・バーベキューソースと説明するとどうもあのあくどい甘さとチーズが相俟って受けたらしい。ボストンの友人のリチャードの家にはわたくしが料理するビデオが残っているはずである。ニンニクと牛肉の脂身を微塵切りにしてカリカリに炒めステーキをサイコロ型に切って、フライパンで別途茹でたカリフォルニア・ライスと一緒に醤油味で炒めるステーキ・チャーハンはリチャードの十八番となったから、醤油の焼けた香ばしさはステーキに合うのよねえ。

そうそう、ミネアポリスだったか、わたくしはわざわざ海外に来てまで日本食屋を探す事はないが、部下たちは日本料理屋に行って焼そばを頼んだら日本蕎麦にソースがどっぷらことかかったシロモノが出て来て絶句して戻って来たことがあった。日本蕎麦で焼き蕎麦ねえ。(*^▽^*)ゞ。

引用して返信編集・削除(未編集)

猫髭さんは海外生活の経験がおありなんですね。私は俳句を始めるより先に英語俳句を作っていたので、グローバルになった俳句では、国ごとや地域によって季節感を感じるものは違うだろうと思っていました。英語俳句は無季でもよくて三行詩のような形を取れば良いようなので、国ごとの季語は分かりませんが、ある時インド料理の店で「ギーが固まる季節になりました」という会話を聞いて、インドの時候の挨拶だと思ったいう一文を読んだ時それぞれの国で季語になりうる事象や植物、自然現象があるのだろうなと思ったところでした。BBQは春か夏か?年中やってるから季語にならないかもしれないですね。

引用して返信編集・削除(未編集)

このスレッドに返信

このスレッドへの返信は締め切られています。

ロケットBBS

Page Top