児雷也は何方に御座す蝦蟇
鎌→蝦蟇で。「児雷也(じらいや)は何方(いづち)に御座(おは)す蝦蟇(がまがへる)」
悪質なプログラムをマルウェアと言い、いろいろな種類がありますが、基本的には今のパソコンやスマホにはマルウェアやウイルスを検知するセキュリティが装備されているので、Windowsだとファイアーウォールが監視していますし、スマホだと迷惑メールを「強」に設定しておくと監視して検知してくれます。人気漫画ドラマで言うと、金銭詐欺がシロサギで美人の色仕掛詐欺がアカサギでこれらの詐欺を暴露して止めるセキュリティがクロサギというわけですが、騙す方も騙される方も人間ですから、
あやまちはくりかへします秋の暮 三橋敏雄
で、パソコンやスマホだけでなく、訪問詐欺や電話の勧誘詐欺や広告詐欺に至るまで、その悪知恵を良いことに使えないのかというほど人間の欲と弱みに付け込む手口は法律すれすれの一見真っ当な口上なので、騙す方はばれなければ丸儲け、ばれても法の抜け道は作ってあるので最小限のダメージで済む、騙される方はつい契約書にサインしたり(クーリング=返品期間、を過ぎると法外な値段で継続請求が発生する項目が拡大鏡で見ないとわからないくらい小さな文字で書いてあるとか)、ネットだと折角セキュリティを強化したのに添付ファイルを開けてしまうので未知のマルウェアに感染してしまうというイタチごっこが始まります。
マルウェアを防ぐ方法は、とにかく「見ざる読まざる開かざる」です。知らないサイトにはアクセスしない、知らないメールは日本語だろうが英語だろうが読まずに削除する。知らないメールの添付ファイルは開けずに無条件で削除する。
広告はすべて詐欺サイトだと疑う。特にうまい話は100%詐欺サイトであるから絶対にアクセスしない。アクセスするとカモ・リストに登録され全世界の詐欺サイトからカモ・メールのターゲットになりかねません。
要するに、どれだけセキュリティをかけても、本人がURLに考えもせずアクセスしたり、添付ファイルを開けてしまうと、新しいトロイやウイルスが出て来たら、ネットワークケーブルを引っこ抜かない限り、裏口からファイル情報は盗まれて流出しますので、絶対に甘い言葉のサイトには「見ざる読まざる開かざる」で通すしかありません。世界でもトップクラスのセキュリティの権威が不用意に開けたばっかりに極秘情報が流出して謝罪しまくったことがありましたが、「つい」「うっかり」はどんなセキュリティ技術でも防げないのです。
また、バックアップも、パソコンと外部ディスクにリスク分散するのが望ましいのは言うまでもありません。きっこさん、今度こそ外部ディスクにバックアップ取ってね。(*^▽^*)ゞ。