あの山を越えてゆかうよ茸狩
>今日、電動アシスト自転車で、10キロ以上も離れた短歌友だちの家に遊びに行ってしまいました。
70代後半の後期高齢者でいくら元気とはいえ電動アシスト自転車は心配です。というのは年が行くと咄嗟の場合の反応が遅くなるため、アシストのような自分が漕ぐ以上のスピードが出ている場合にバランスを崩して転倒した場合のダメージが大きいからです。打撲だけで済むなら固くならないソフト・アイスノンで患部を冷やせばいいのですが、骨に皹が入ったり縦に骨折した場合に治りが悪く長期化して筋力も衰えてしまう悪循環に入ってしまうからです。ですからお母さんにはくれぐれもスピードを出しすぎないよう、交差点や路地の飛び出しは絶対にしないよう安全運転を心がけてくれるようお願いします。古稀を過ぎると、体調の劣化の間隔がだんだん短くなって来ますので、元気だからと過信しないで、のろのろでいいから、何かあってもすぐ止まって足を着いて倒れないようバランスを取れる速度で走るよう注意して下さい。背中から落ちたり尻餅着いたりして脊柱間狭窄症や縦列骨折をすると一気に体力を持ってゆかれますから、ダテに国家は「後期高齢者」のレッテルを貼っているのではないということを忘れないでください。ヘルパー猫髭からのお願いです。わたくしの場合はかかりつけの接骨院があるので、転倒老人は先ずこの接骨院で診てもらって骨折の有無から打撲の軽重を判断していただいています。転倒から老人の老化は加速することを忘れないように。
わたくしが老人用に薦めているバランスをとる「ひもトレ」のURLを貼り付けておきます。百均で売っている7mmくらいの紐を腰に緩く巻いたり、襷がけに緩くつけたりする方法で、椅子に座っているときも膝に巻いているとバランスが自然に取れて無理な力みが消えます。額にも目が疲れないように巻いています。梅雨時はぎっくり腰になりやすいので昔は晒しを巻いていましたが、今は腰に緩くひもを巻いているだけでぎっくり腰にならなくなりました。
日本人は集中するときに鉢巻を巻いたり、襷をかけたりしますが、ひもトレは緩く巻くことで緊張を解いて体のバランスを取る方法です。寝たきりの老人が襷と腰に巻いただけでキョンシーのようにばんばん起き上がってしまうとか、掴まらないと歩けないお婆さんがすたすた歩いてしまうという、噓だろうという事実を何度も見ています。寝るときも耳に輪っかを緩く作ってかけて寝るとよく眠れます。わたくしは頭と腰と襷を常時巻いていますが、さすがにここ二ヶ月のハードワークで腰が痛くて整骨院で電気治療と揉み療治を受けていますが、これはハイヒール痛という姿勢によるので(笑)、ひもトレだけでは防げません。まあ、リラックスするためのひもによるバランス法ですね。猫髭の矢印をクリックすると「ひもトレ」の常備編と運動編がありますので御参考までに。
あ、俳人モードに戻らねば。はい、ダイレクト猫髭です(笑)。「ウクレレや金婚式の木の葉髪 猫髭」の元句は、
ウクレレや和生主宰の木の葉髪
というウルトラダイレクトでした。(*^▽^*)ゞ。
あ、杜人さんの添削の最後「本持転倒です。」は「本末転倒」です。今夜はここまで、ああ、眠し。