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スレッドNo.653

こぼれ萩細かきことの気になるの

>ひそかなる秘め事ありて地虫鳴く suzume
「ひそかなる秘め事」ってひそかでない秘め事ってあるの。(*^▽^*)ゞ。

近江八幡の水郷巡りを企画した句友って誰だっけかなあ牛跡さんだったかなあとハイヒール句会を辿っていたら、ついにsuzumeさんを見つけました。ロックオン!結構○きっこを貰っています♪「すずめ」さんという俳号もあるので詳細はハイヒール句会をアップしてゆく段階で比較して見てゆきますが「小雀」さんに戻る日が近いかも。

>近江で鮒寿司をご馳走になり
それです、きっこさん。わたくしも御馳走してくれる奇特な御仁がいれば食べます舐めます齧ります。近江八幡の鮒寿司土産屋では京都の鯖寿司は分厚くて昆布巻きも珍しくヴォリュームたっぷりで二千円なのに、ちっこい包みで安くて四千円という値段に貧乏性のわたくしには手が出ませんでした。銀座の地下の次郎寿司だったか四万円あればという値段にミシュランだかなんだか知らないけれども、わたくしは安くておいしい庶民の味が好きなのでお金食べてるような店は苦手で入りません。四千円あったら四万円あったらと金で苦労したせいか世知辛くなるので食べないだけです。

茨城の霞ヶ浦の北浦は佃煮でも名高く、わたくしの家業の工場に北浦出身の技術者が今でもいるので鮒の雀焼という佃煮はほろほろして絶品の佃煮の王様ですし、鯉は初めての子が流産して妻が参っていた時に母に言われて鯉濃(こいこく)を一日がかりで作って滋養としたことがあり必死でしたから海だから川だからという隔てはありませなんだ。なにせ保育園で蝗を追いかけて佃煮にして食ってるし(笑)、水府川に鰻を獲る一升瓶の中に餌の団子を入れて竹で編んだ入りやすく出にくい筌(うけ)を作って鰻獲ったり、田んぼには鯰や泥鰌もいたし(泥鰌を豆腐や卵と一緒に生きたまま柳川鍋にするのは残酷で好きではありませんでしたが)、勿論磯で名所の大洗生まれ、那珂川のほとりの那珂湊の浜で育ったので海の魚や貝や蜆などタダで釣り放題獲り放題だったので(海胆や鮑は漁業組合以外は制限されていました)海に日々を繋がれていたとはいえ、田舎の子どもは野生児でした。

ですから値段が高いのは育ちが育ちなので庶民的な味が身の丈に合うのです。

豆腐餻(とうふよう)と泡盛は沖縄に釣り部で旅行に行った時に喫茶店でもあるので朝からわたくしは豆腐餻と泡盛を喫茶店へ毎日通って牛乳の空瓶に泡盛を量り売りしてもらって宿でも飲んでました。中国で買った腐乳(ふにゅう)が豆腐餻の元のような気もしますが、中国で買ったのは塩っぱくて沖縄に来ると甘みが増し、熊本まで行くと甘過ぎて酒には合わないと感じました。結局腐乳はどう料理に使うかわからなくて、仲良しの中国人のシェフに言ったらレタス炒めに腐乳を使ってくれて、いやこれが言葉を放棄する信じられない味になり、その店のメニューとして採用させたほどで、腐乳と書くと日本人は引くから高原レタスの中華風炒めとでも書けば一度食べたら病み付きになるからと、行くたびに食べるが飽きない不思議に後を引く旨さとしか言いようが無い。これが十五年物の紹興酒の常温と合うのなんの。

沖縄の甘さ控えめの豆腐餻と泡盛の古酒(クース)を出す店があれば通うのになあ。昔原宿のコニカの横にあった小さな沖縄料理の店は豚の耳や足がおいしくて通ったものでした。豆腐餻と泡盛で満足。高い鮒寿司いんない。(*^▽^*)ゞ。

写真は380円の平鯛(ヘダイ)の刺身。銀色の扁平な鯛だがうまみがあって安くて気に入りました。

引用して返信編集・削除(編集済: 2022年10月05日 03:41)

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