あいかわらずの日々
あいかわらず平々凡々疾風怒濤破茶滅茶な日々が続いております。
いつもは、自分の書いたものを他人がどう読んでいるかあまり考えません。
今日のように『あたまおかしいんじゃねえかこいつ』と思っているだろうなどと思うこともあります。
そうです。
断酒も20年を過ぎると回復してくるところは回復してくるようです。
子供の頃、給料日前の晩御飯での出来事。
母が手抜きで晩御飯のおかずに市場でコロッケを買ってきた。
キャベツを刻んで、味噌汁を添えれば、大丈夫。
遅く帰ってくる父の分だけカツにして、家計下手の帳尻を合わそうと目論んだ。
めずらしく父が早く帰ってきたので、家族みんなで楽しく食卓を囲んだ。
『お父さんだけカツだなんてずるい。』と子供が言ったか、
『なんで俺だけカツなんだ。』と父が言ったか、
給料日前の我が家の家計が火の車であることが発覚。
その後のことは、よく覚えていない。
内線勃発に至ったかどうか定かではない。
さて、60年の月日が過ぎた。
妻がおかずにコロッケを買って来ることがある。
そのままコロッケだけをおかずに妻は食事をするので、
私はキャベツを刻んだり味噌汁を作ったりする。
気が向けば、妻もキャベツを食べたり味噌汁を飲んだりする。
むかしもいまも、日本は男尊女卑社会である。嘆かわしいことである。