ふさわしい振る舞い方を
11/19 この上ない快晴の空の下、岡山市ジュニア陸上クラブ3年ぶりの練習を行いました。
競技場での振る舞い方を2つの場面で指導。こんな話をします。
「競技場のトラックは高速道路です。信号のない9本の道を速い車がビュンビュン走る。君たち小学生は普通の車で、高校生や大人はダンプカー。そんな高速道路で急ブレーキで止まればどうなる?後ろも見ずに隣の車線を横切ったらどうなる?」
3〜6年生の男女18名の選手はきちんと話を聞いている。
目が合うのでそれが分かる。
「急ブレーキ、横への急移動は必ず事故になる。信号のない高速道路でダンプカーとぶつかると‥」
子どもたちは真剣に耳を傾けている。小さいうなずきからそれが伝わってくる。
「走り幅跳び。順番待ちの選手が助走路に縦一列でズラッと並んだらどうなる?」
「仲間の跳んでいる姿が見えない。いい動きの選手を見て学ぶことができない。」
もう一つある。
「走り幅跳びは、自分に合う助走距離を見つけるのがポイント。でもすぐ後ろに待っている人がいると、助走距離を伸ばすのがやりにくい。待っている人みんなに下がってもらわないといけない」
この瞬間に大きくうなずいた一人の選手。彼女は、今までこのことに困っていたのかもしれません
競技を、練習を始める前に、まず『競技場での振る舞い方』を身につけたい。
そう思います。