やはりリレーは眼を引く
12/2。リレー練習を中心にしました。
第2コーナーで二人組でバトンパスを練習します。その場でペアを組むので、相手のことも、走るスピードもよく分からない様子。
こわごわと走り、モソモソとバトンを渡します。やがてスピードに乗ってパスができるペアが出てくると、コーチはすかさず「みんな、このペアをよく見て!」と声をかけます。
渡す選手は思い切りスタートを切る。
もらう選手は相手がマーカーに到達するや前を向いて思い切り走り出す。
前を向いたままバトンをもらう。
もらうやいなや、グンと走る。
そんなバトンパスを見ると、他のペアのレベルがグンと上がるのが不思議です。
この日はリレーの通しにも挑戦。
ペアとペアを合体させて「あなたは一走‥あなたは二走‥三走‥アンカー‥」と4人チームの役割を振っていきます。
最後にコーチは、声を少し落として大事なことをみんなに告げます。
「実は、さっきまでの練習ではやっていないところがあります‥ニ走から三走へバトンを渡すところです。ニ走は左手でバトンをもらう。そのまま走って、三走の右手に渡す。練習はしてないけど、なんとかバトンをつなげよう」
いざスタート。急造の6チームですから、追い抜いてしまったり、バトンを渡し終えたら後方を見ないでパッとレーンを横切ってしまったりとミスこそあれど、すべてのチームがバトンをつなげてゴールできたのです!
もしもラッキーな偶然でバトンパスが完璧に出来ていたら(その時はうれしいですけど)どうすればいいか何も考えないでしょうから、この日のミスは『成長への宝物』
そう思います。
保護者の皆さんもリレーを走る選手の姿に注目。ジッと見つめていました。