上へ跳ぼうとすると
12/4の走り幅跳び練習で。
OJACでは最初に「いいフォームはこうだよ」と指導はしません。
まず跳ぶ。
砂場に着地。
すぐに子どもに尋ねます。
「どこに気をつけて跳んだの?」
選手の返事はそれぞれです。
「地面をグイッと押しました」
「バンッと踏み切りました」
「両手を振ってジャンプしました」
みんな自分の言葉で返してくれます。
その中で一人の選手を呼び、みんなに跳躍を披露してもらいました。
「みんなに聞くよ。今、どこに気をつけて跳んだと思う?」
みんな気づいている表情。
その選手に答えてもらいます。
「前へ、ではなくて上へ跳ぼうと意識しました。」
それから全員がもう一本挑戦。
ジャンプは見事に高くなりました。それだけではありません。
助走のラスト5mで加速したり、踏切の音が大きくなった子が続出。
〖上へ跳ぼう〗と意識すると、助走も踏切も自然に向上する。
「いいフォームはこうだ」と指導されてから跳ぶよりも、良い動きを見て自分の動きに取り入れる。
この方が小学生には向いているのかもしれません。
(写真は他の選手の跳躍をしっかり見ている様子です)