筋力も柔軟性も
「OJACでは『これがいいフォームです』という指導はしません。」
練習の前に選手と保護者に伝えます。
「小学生は体力も筋肉のつき方も柔軟性も一人ひとり大きく違います。ですから『理想のフォーム』も一人一人違う。身体の硬い子が無理にひざを上げると痛めてしまうでしょう。それに」
皆さん、こちらをちゃんと見て聞いてくれています。
「もし理想のフォームが見つかり、その子がそれを身につけたとしても、小学生は日々成長しています。今日の理想のフォームは一週間後にはズレているかもしれません。もし身体のどこかが不調なまま無理に同じフォームで走ると、さらにひどくなるでしょう。今の体格、体調、成長度合いに合ったフォームを、自分で無理なく見つけていく。それがクラブの考え方です。」
この考え方はずっと変わっていません