おへそを高く
短距離走の練習。コーチは選手にこう声をかけていきます。
OJACでは『これがいいフォームです』とは教えません。
ケガをしないように、安全に走るために大切なことを教えます。それは、重心の高い走りです。
トラックに立つ選手たちの耳には『ジュウシン』という言葉は届いても、それが『重心』のことだとはすぐには分からないでしょうし、よしんば分かったとしても、重心は目に見えないのでどうすればいいか判断は難しいに違いありません。
コーチは言葉を続けます。
重心の高い走りをするためには、おへそを上げることです。
おへそを高く上げるために走る前の動きづくりをしているのがこの写真です。重心の高さを体感できるように。