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スレッドNo.7

具体例その1: OJACの育成方針

OJAC3年ぶりの練習を11/19(土)に行います。対象は小3〜小6です。神崎山陸上競技場にて9:00〜11:00。練習再開にあたり、クラブの育成方針を前回ひとつご紹介しました。

〚選手が自分で成長する力を伸ばすための競技場での振る舞い方を指導します〛
そう述べました。
具体的にどうするか。

トラックを走り終えたら、今走ってきた方向を向いて軽く礼をする。

そう教えます。
これには2つの意味があります。
1つは感謝の気持ちを伝えること。小学生陸上選手の走る姿は誰かが見てくれています。保護者かもしれないし、コーチかも知れない。同じクラブの選手も見ている。競技場にいる別のクラブの選手も見ているかもしれません。見てくれている人は、あなたのことを応援してくれている人です。
もらった応援に、感謝の気持ちを伝えるのです。
ここで大切なのは、考え方の順番です。『感謝』しているから『礼』をするのではないのです。『礼』をするから『感謝』の気持ちがわいてくるのです。

練習で10本走ったら、毎回毎回、10回も礼をするのですか?

そのとおりです。
そこにも意味があります。

安全確認という意識

この意味です。

トラックが9レーンあれば、9人の陸上選手が走っています。車の運転をイメージすると、信号がない高速道路を9台のスポーツカーが駆け抜けている。急に止まって、急に車線変更したら大惨事です。運転手は、必ず後ろを見てから車線変更します。

これと同じ

小学生にこのことを教えずに走らせると、100%の子が後ろも見ずにヒュルッとトラックを横切ります。横のレーンを走っている人にぶつかる事故がよく起こるのです。

走り終えたら振り返って礼をする。安全確認できたらトラックを横切って外へ出る。

周りの人も、礼をする姿を見て(あぁ、あの選手は走り終えたから外へ出るんだな)と分かるので、ぶつからないよう配慮をしてくれます。(感謝の対象が1つ増えました)

これが、OJACが最初に教える〚自分で成長するための競技場での振る舞い方〛のひとつです。

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