負けて泣くな、勝って泣け!
ありがたいことに、ご指名いただいたので、最初に呟かせていただきます。
36歳になりました、割田芳輝です。三兄弟で片山にはお世話になりました。
私の代は、中村先生に最初に担当していただいた学年です。史上最弱と言われながらも、中村先生が諦めずに毎日ご指導して下さいました。週7日活動した記憶があります。雨の日でも中森幼稚園の周りを走っていました。
そして、下の代の力も借りて、NTTと呼ばれていた新人戦で優勝したり、清水カップで準優勝して、韓国遠征に行かせてもらったりさせていただきました。また、埼スタができた後の最初の県大会で、埼スタでプレーし、得点できたこともいい思い出です。
ただ、一番印象に残ってるのは先ほど記したNTTでの準決勝の江南南戦です。相手には2つ下の原口元気選手もいました。練習試合でも全く歯が立たない相手に、ポストにシュートを何回も当てられながらも、混戦から押し込んだ1点で何とか勝利しました。そして、全てを出し切って勝った嬉しさとプレッシャーから解放された安心感からなのか、涙が止まりませんでした。声を押し殺せないくらい泣いた記憶があります。試合終了後の挨拶では、負けた悔しさで泣く江南南と勝った嬉しさで泣く片山が向かいあって礼をした光景を今でも覚えています。
川原先生が『負けて泣くな、勝って泣け』とよく言っていました。私はあのときの感情が忘られません。そして、今でもそれを求めて、朝霞西高校で指導者として、サッカーに携わっています。
しかし、その感情は苦しさや厳しさを乗り越えた先にしかありません。私は今でも少し辛いとき、片山の時に比べたら全然楽だなと、救われることがたくさんあります。
今片山でサッカーをしているみなさん
今の頑張りが必ず将来に繋がります。未来の自分を救います。それを信じて熱く戦ってください!そして、片山の仲間は一生ものです!大事にしてください!
私はこれからも片山を応援しています!