ノンインテリアは3連休でカタを付けたい
おかげさまで本業(サイバーセキュリティエンジニア)がとても忙しくなかなか平日に作業ができなくて進捗が悪くなっています。ロシアめ・・・まあそれはいいとして。
ノンインテリアヘッツァーは搭乗員ハッチを開けようとしています。こんなことをしなければとっくに販売開始できているのですが、やはり3Dプリンタキットのレジンはプラと違って加工しにくいので(みにすけ屋さんのようにそれをものともしない猛者もいらっしゃいますが・・・)あらかじめ開けておこうと3Dモデルを修正しています。もう印刷は終わっていて調整のみといった状況です。
144はもはや洒落で作ったようなものですが、すでに台湾の模型クラブから「大量注文したい」というメッセージが来て恐れおののいています。マニアの情熱は世界共通ですね。
G-CARさんのカツ、いわゆる特四式内火艇ですよね。数十年前に板倉光馬氏の名著「ああ伊号潜水艦」のなかで竜巻作戦の説明会議に出席した著者があまりの作戦の無謀さに激怒するシーンが掛かれていたことを思い出しました。その会議で搭乗員予定者が「我々は命を捨てる覚悟で特四式内火艇に爆装を要求している、攻撃後は体当たりをするつもりだ、それなのに我々を運ぶ潜水艦艦長がしり込みをするのか」と発言したそうで・・・その壮絶さには言葉もありません。「彼らを犬死させることはできない」と板倉氏は語っております。その後の想定テストでさんざんな結果となり計画は中止となったそうです。
その書籍には特四式内火艇の小さな三面図が掲載されており、フルスクラッチしようとして車体はできたものの足回りで挫折したことがあります。
当時は3Dプリンタなかったもんなあ。しかしこんなマイナー車両がキット化されるなんて恐ろしい時代になりました。