ふるさと歌志内へ
先日、長女の運転する車で、私の生まれ故郷の歌志内に行ってきました。
歌志内は石炭産業で栄えた町で、私が生まれてから高校を卒業する18歳まで住んでいた町です。
その頃の人口は4万人前後でしたが、今は2400人余りの全国最小人口の市です。
数十年ぶりの歌志内は、昔住んでいた家も洋品店も飲食店もなく、小綺麗な家が建ち並んでいましたが、空き家も多く、車はよく通るのですが、人の姿は見ませんでした。
長女の希望で、市郷土館「ゆめつむぎ」で炭鉱の歴史やその頃の市民の暮らしぶりなどのシアターをみた後、子どもの頃住んでいた場所を少し歩いてみました。
友達の家に行くのによく通った坂道や階段はなくなっていましたが、わずかに小学校に行くのに降りた短い坂道や川にかかった橋は昔のままの姿で残っていました。
昔の歌志内の川は石炭ん洗うので、黒い水が流れていて、私はきれいな川や湖にとても憧れていました。
今は水の流れも少なくなりましたが、水は澄んできれいでした。
私はこの小さな町で生まれ育ち、友達と遊んだりケンカしたり、恋もして少女時代を過ごしたのです。
一番行きたかった中学校の校舎は跡形もなく、校庭のそばに並んでいたアカシアの木々もなくなっていたのが残念です。
昔とすっかり変わった歌志内でしたが、四方を山で囲まれた町は今も緑でむせかえるようでした。
もう訪れることはないだろうと思う歌志内ですが、時おり夢に見る歌志内は昔のままの姿なので、また夢の中で...行ってきましょう。