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スレッドNo.112

論語でジャーナル’25

12,子曰く、三年学びて穀(こく)に至らざるは得易(えやす)からざるなり。

 先生が言われた。「三年間学問を修業して就職を希望しない者は、めったにいない」。

※浩→古くは「穀」を「善」と訳して、「三年学んで善に到達しない者はいない」と読んでいたようです。孔子の門弟には仕官のために学問を学ぶ人が多かったので、現実主義の孔子は、仕官を求める弟子たちのありさまをふまえて、三年間の勉強は社会人としての地位をおのずから保証すると言ったのでしょう。吉川幸次郎先生も貝塚茂樹先生もこの解釈を採用されました。
 「三年」がつく諺はたくさんあります。代表は「石の上にも三年」でしょうか。民話の「三年寝太郎」も有名です。あらすじは次のとおりです。
 旱魃に苦しむ村で3年間眠り続けた寝太郎という男がいました。仕事を何もせずただ寝続けるので、村人は怒りましたが、ある日突然起き出して、山に上って巨石を動かすと、その巨石が谷に転がってついには川を堰き止め、その水が田畑に流れ込んで村が救われます。寝太郎はただ眠り続けていたのではなくて、いかにして灌漑を成し遂げて、村を旱害から救うかを考えていたのでした。
 このお話のモデルは周防・大内氏家臣の平賀清恒です。父の平賀玄信が武田晴信に敗れたあと、姉の嫁ぎ先を頼って周防・大内氏に仕官します。大寧寺の変で厚狭に落ち延びて農業をしていましたが、水不足に苦しむ農民の声に動かされて、3年3か月思案を重ねて、佐渡の金山に出向いてワラジを交換したところ、ワラジに付いていた砂金で得た富を厚狭川の灌漑工事に当てて農民を救ったそうです。
 私は、1991年にアドラー心理学に出会い、「親子セミナー(当時SMILE)・リーダー」取得、続いて「基礎講座」を受講、翌年、「カウンセラー養成講座」を受講~カウンセラー試験合格。そうして1993年には、「公開講座」を開催していました。やはり3年で「カタチ」になったようです。なるほど、合点です!

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