「論語でジャーナル」 2026(令和8)年
24,寝(い)ぬるに尸(し)のごとくせず、居(を)るに容(かたちつく)らず。
(先生は)寝られるときにも死体のように仰向けにはならず、家に居るときも深刻な堅い表情をしなかった。
※浩→睡眠の様子と家でくつろぐときの表情です。「尸」は死体のこと。「居る」は、吉川幸次郎先生は「私的にくつろいでいる」と。『古語辞典』では、「人がじっと座り続けている意」とありました。さらに、「奈良時代には自己の動作について使うのが大部分。平安時代以後は自己の動作の他、従者・侍女・乞食・動物などの動作に使う。低い姿勢を保つところから、自己の動作については卑下、他人については軽蔑の気持ちを込めて使う」ということです。仰向けに手足を伸ばして大の字になって寝るのは死体のようだと言われると、困りますね。私はほとんど仰向け寝だと思います。就寝時のしばらくは横向きで寝ていますが、そのうち深い眠りになる前におそらく仰向けになっているはずです。だいたい7時間前後の睡眠中、一度もトイレには行かなかったのが、最近は一度行くようになりました。まだ正常範囲内でしょう。不思議なことにお風呂を休んだときは、一度も行きません。謎です。アニメの金田一少年が寝ているのはとんど「うつ伏せ寝」でした。NHKの「ためしてがってん」という番組で、便秘対策に15分間のうつ伏せ寝を奨励していました。試してみましたが、効いたのか効かなかったのかよくわかりません。午後のリラックスタイムは、CDやMDをかけて、うつ伏せ状態で聴きます。途中の曲は眠っていて聞き逃しています。
「居」は「私的にくつろいでいること」とありますが、私のように「ひとり暮らし」ですと、常にくつろげます。同居家族がいると、そんなに脳天気にくつろげないでしょう。野田先生がよくおっしゃっていました。「お父さんは自宅に出勤して会社へ帰宅している」と。お父さんは、家庭に居場所がないなんて、お気の毒です。健全な姿ではないでしょう。at homeという英語の意味が変わって、「くつろいで」はat officeになってしまうかもしれません。
いずれにしても、今日は2026(令和8)年元旦で、普段以上にくつろいでいます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。