論語でジャーナル’26
13,子曰わく、訟(しょう=うったえ)を聴くは、吾(われ)猶(な)お人のごときなり。必ずや訟無からしめんか。
先生は言われた。「法廷の訴えを聴いて判決を下す場合には、私も一般の人と同じようなものである。同じだけの能力しか持たないだろう。それよりも私は、裁判などを起こさせないような政治をしたいと思う」。
※浩→孔子は、訴訟による強制的な紛争解決よりも、啓蒙強化による自発的な問題解決をより理想的なものであるとしたのです。医学・心理学の世界でも、「治療より予防」と言われます。ことが起きてから対策を立てるのは、昔から「泥棒を捕まえてから縄をなう」と言われるように、無策としか言いようがありません。かつて島国の日本にあんなにコロナ感染が拡大したのは、入国管理がザルだったのでしょう。政府の対応も「後手後手」でした。専門家の意見をほんとに聞いて実行したのかどうかも疑問でした。口では常に「専門家の意見を聞いて判断する」と言っていましたが、緊急事態宣言発令に関しても、「今はその状況でない」と答弁していました。今がその状況でないなら、いつがその状況だったのでしょう?今日は衆議院議員選挙の日です。高市首相の高い支持率で、おそらく自民党が勢力拡大して、単独過半数を取り返すでしょう。戦後の日本の総理大臣でこれほど広い層から支持されているのはほんとに珍しいです。これまで「ノロノロ」総理の悪印象を返上して、大変論理的に状況に応じて的確な判断をされ、有効な対策に即着手されることでしょう。私は、今日の悪天予報を信じて、昨日「期日前投票」に行きました。日曜日の投票所は自宅の近所の小学校ですが、期日前投票の会場は少し離れた「区役所」です。お昼過ぎに車で現地へ行くと、区役所へ入る道が渋滞で進みません。「これは投票に来た人たちの車だ」とすぐわかりました。こういう行列はたとえ緩やかでも必ず先へ進めると信じて、音楽を聴きながらのんびり順番待ちをしていると、駐車場のおじさんが空いているスペースへ誘導してくれました。区役所へ入って二度びっくり!今度は廊下にずーーーーーーっと人が並んでいます。何人もの職員が交通整理をしています。投票所のある2階廊下はすっぽり人で埋まっています。「最後尾はあちらでーーす」という案内で、廊下をずーーーーーーーっと奥まで進んで、長蛇の列の最後尾にたどりつきました。のんびり順番を待って会場(投票所)に入ると、部屋がまた人でいっぱい。こんな期日前投票は初めて見ました。おそらく私と同じ考えで、明日を避けてこの日に投票しにいたのでしょう。選挙区~比例区~最高裁判事審査と、順番どおりすませて、会場をあとにしました。この現象も高市首相の人気のなせることかもしれません。日曜日の結果発表が待たれます。
野田先生はよく、「人を勇気づける前に、勇気くじきをやめないといけない。薬の中に毒を一滴混ぜると、毒のほうが良く効くから」とおっしゃっていました。「悪貨は良貨を駆逐する」の喩えどおりです。せっかくの高市人気が、不埒な議員が当選して、その悪化が党や政府の人気を損なわないことを祈ります。