論語でジャーナル’26
17,季康子、政を孔子に問う。孔子対(こた)えて曰く、政とは正なり、子(し)帥(ひき)いるに正を以てすれば、孰(たれ)か敢えて正しからざらん。
季康子が、政治について孔子に質問をした。孔子はお答えした。政(まつりごと)とは正しさです。諸臣の“帥(かしら)”であるあなたが、正しさによって人々を導いたならば、誰があえて不正を犯しましょうか」。
※浩→まず為政者たる君主や君子が人民に先駆けて正しい行いの模範を示せば、人民はおのずと正しいことをするようになる。社会道徳を維持するための率先垂範の大切さを説いています。「為政篇」に、「子曰く、之を導くに政を以ってし、之を斉(ととの)うるに刑を以ってすれば、民免れて恥なし。これを導くに徳を以ってし、これを斉うるに礼を以ってすれば、恥有りて且つ格(ただ)し」とありました。「国民を導くために政策(法律や制度、命令や禁止などの規制)を用い、また治めるために刑罰をもってすれば、国民は法律の穴をくぐって罰を逃れることばかり考えて恥知らずになります。為政者自身の徳でもって国民を導き、礼をもって国をまとめるならば、国民はおのずとその身を正すようになるでしょう」。これとほぼ同じ意味です。去年のNHK大河ドラマ「べらぼう」にも出ていました。「べらぼう」は1年間すべて観ました。今年のは観る気がしないです。「また豊臣か!」で、戦国物には飽きましたから。
学校で先生自身が自分の徳性向上を棚上げして、強圧的な生活指導をしていたのでは、生徒を善導できるわけがありません。