論語でジャーナル’26
6,子曰く、その身正しければ、令せずして行わる。その身正しからざれば、令すと雖も従わず。
先生が言われた。「為政者の行いが正しければ、命令を出さなくても実行される。しかし、為政者の行いが正しくなければ、命令しても人民は従わない」。
※浩→為政者である君子自らが襟を正して道徳を実践しなければ、人民は君子の命令に従わなくなってしまう。徳治主義の政治の要諦ではありますが、吉川幸次郎先生はこれは政治の必要条件であるが、十分条件であるかは疑問である、と述べられています。さて、何が加われば十分条件となるでしょうか。やはり「礼」による調整ではないかと思えます。学級経営にも応用できそうです。学校には「校則」というものがありますが、担任自らが「仁徳」を高め、「礼儀正しく」生徒に接すれば、それによって生徒が感化されていくでしょう。権威主義的に上から「校則を守れ」と迫っても、生徒たちは、いかに上手に網の目をくぐって逃げられるかばかりを考えそうです。