よべの月 二十日
少々忙しかったので三日分の投稿になります。
(何かの病でひっくりかえっていたわけではありません)
10月11日(旧暦:八月二十日)
芭蕉祭前日の午後、
出かけるにあたり泣き出しそうな空を見上げ長い傘か折り畳みの傘か迷っていた。
折り畳み傘の候補はひとつだが長い傘は、
1.少々長めでスリムな傘(長いから楽でいい)
2.持ち手が猫の形の黒い傘(お洒落でいい)
3.日本刀のような傘(伊賀っぽいからいい)
この三つが候補。
伊賀で出掛けて雨なら日本刀傘を肩から斜め掛け率が高いのだが、猫とも目が合ってしまった。
うーうーうー。
悩んだ末に日本刀傘に決定したものの写真も撮るしメモも取るということは長い傘は邪魔?
うーうーうーうーうーどうしよう。
釣り人が、
「駅まで車で送るから両方積んだら?」
と勧めてくれた。
駅に着いたら良い風が吹いている、結局は折り畳み傘を鞄の底に沈めて車を降りた。
>゜))))彡
うろうろと半日過ごして夕刻、頭上には青空がひろがりお日さまも顔をのぞかせている。
ああそうだ、わたしは晴れ女だったのでした。
秋しぐれ木津川超ゆる橋の数 佳音
実石榴やかつて歯科医師をりし庭 佳音
秋澄むや八朔柑の深緑 佳音
出糀のやはらかき白秋祭 佳音
晴れたまま夜の伊賀の町を散策。
『伊賀上野灯りの城下町・城下町バル』をひとりでちょろちょろして
そろそろ今日の月が東の地平線に出た頃にようやく帰路に就いた。
伊賀は盆地なので月の出はもうすこし後。
饒舌な秋灯並ぶ伊賀城下 佳音
山栗五つ撫で牛の鼻先に 佳音
更待や酒場にひとり聞き上手 佳音
伊賀の酒酌み交わす音二十日月 佳音
酌み交わしたかって?
更待や素面のままの眠り顔 佳音
健全(?)でございます。
またのちほど。
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