おはようございます
3037 せせらぎの音爽やかに夏座敷:罰天狗(夏)
3038 この旱出るにでられず奥座敷:寂(座敷)
3039 日盛りの奥から出てくる警備員:くりおね(奥)
ニューヨークを毎日歩きまわりました。
日の出が待ち遠しくてたまりませんでした。
日本の日の出も大好き。
今明るくなって鳥がさえずりはじめてきています。
特に好きなのは、大きく広がる東の空に浮かぶ雲とのコラボレーション。
暗闇から色がつきはじめ、その色の広がりに生命の誕生を見る思いがします。
それに比べて
ニューヨークの日の出は全く違います。
なんといってもニューヨークには空がない。
見上げる空間の9割がたはビルが占めています。
首が痛くなるほど真上を見上げてやっと空が見つけられます。
ニューヨークの夜明けは、どこからか人が現れ、車が動きはじめます。
日中は人であふれかえっています。
ニューヨークの夜は眠らないって言われます。
地下鉄、バス、タクシー、飛行機、基本的に24時間年中無休。
24時間のうち一番静かになる時間帯は日の出のころなのです。
日の出をスタートラインとしてニューヨークの新しい朝がまたはじまる。
その胎動を感じさせてくれる時間なのです。
静かな道路に車が動きはじめる。
人が現れはじめる。
最初の車や人の姿を見かけるや、どどーっと増え始める。
ニューヨークに光が射す勢いで、再び活気がもどってくる。
この折り目に出会うのが楽しみでした。
このあたりの様子を感じるために
リュックを背負い街歩きを開始しました。
歩き疲れたら、バスに乗ったり、地下鉄を利用しました。
いたるところに標識があり、迷うことはありません。
けれども自分がどの方角に向かっているのかわからなくなりました。
なにしろ太陽が見えないのですから。
歩いていて、標識のav.数字が増えたら西へ向かっている。
st,の数字が増えたら北に向かっている。
そのコツさえつかめば、怖くない。
ニューヨークはまるごと生きる現代の芸術です。
道行く人々は、映画から抜け出てきたような美男美女。
ビルは巨大な現代彫刻。
スーパーマーケットの店内は見ているだけで満腹になります。