よべの月 二十八日
あれこれ重なった上に、小さな人のうんどうかいに
写真係で呼ばれて神戸まで出かけたので昨日は書けなかった。
というわけで遅れて出します。
10月12日(旧暦:八月二十八日)
折れさうな三日月探す朝の空 佳音
晴れた。
芭蕉祭の日は大抵晴れるのでたぶん大丈夫だと思っていたが、
本当に青い空だ。
わたしの今年の芭蕉翁献詠俳句は一句入選だった。
充分嬉しいのだが、もっと嬉しいことがあった、
一緒に句会をしている若者やその家族が
特選やら入選やらに名前があったことだ。
式典の招待状は(わたしは献詠俳句児童・
生徒の部の選者なので)いただいていたが
今年は(も?)なんだか忙しいので出欠の葉書が
出せなかった。午後の句会にはお当番が
あったのでなんとしても出る予定だったが、
仕事を交代してもらえたので式典から行ってみた。
彼らが特選やら入選やらしているのは知っていたので
顔を見ようと思ったら新聞記者に囲まれている。
『芭蕉翁献詠俳句2023』
【櫂未知子 特選】
兄が跳び弟が跳びこどもの日 森永元希
【児童・生徒の部 保育園・幼稚園 特選】
すいかきるぼくはでっかいままたべる 森永彩央
【櫂未知子 入選】
風呂の湯を抜いて聖樹の灯を消して 森永侑樹
【堀本裕樹 入選】
振り返るひとに頷く登山かな 森永侑樹
【正木ゆう子 入選】
十グラムお試し初夏の珈琲豆 森永真里奈
書き出すと本当に森永さんだらけ。
大学生の侑樹君が本屋勤務時代のわたしを訪ねて
来てくれた(彼は同じ会社の別の店のアルバイト仲間)
ご縁で始まった侑樹君とそのパートナー、弟、わたしの
四人の小さな句会の参加者の全てと森永夫妻の
小さな息子、そして森永兄弟の父も入選という快挙で、
(実家で昔から家族句会をしているらしい)
翌日の新聞の地方版には晴れやかな一家の笑顔が並んだ。
芭蕉祭では櫂未知子氏の許へ元希君を引っ張って行き
少しお話、一緒に写真というおせっかい。
>゜))))彡
午後の全国句会には侑樹君だけが参加した。
わたしは芭蕉翁顕彰会のお当番で披講係兼参加者で、
その句会でも彼もわたしも好成績を収めることができた。
『芭蕉祭全国俳句大会』
【宮田正和 特選】
【櫂未知子 入選】
杖の踏む砂利のしづかに翁の忌 森永青葉(侑樹)
【高柳克弘 特選】
秋蝶来高石垣のうへの空 坂石佳音
【櫂未知子 入選】
伊賀路けふ空高きこと青きこと 坂石佳音
わたしは昔から好きで俳句の種まきをしている。
彼らは種ではなく伊賀という土からしっかり芽吹いた
若木でわたしが種をまいたわけではないが
ちょんちょんと少々剪定ぐらいのお手伝いはできているだろうか。
嬉しい嬉しい日だった。
>>おまけ
『芭蕉翁献詠俳句2023』
【櫂未知子 入選】
朝の水よろこぶ肌夏立てり 伊賀市 坂石佳音
句会と言えば、もうひとつ若い先生たちの句会に参加させてもらっている。
その中の一人も入選だった。嬉しいなぁ。
(本人の了承をとっていないので句と名前は控えます)
またあした。
ブログ: https://ameblo.jp/chez-kanon/