よべの月 十四日
9月9日(旧暦:八月十四日)
零余子ひとつ取りこぼしたる風の庭 佳音
この秋はまだまだ暑い日がありながら風を感じる、というより
びゅうびゅう吹く日がある。
庭の緑に絡む細い蔓は釣り人が拾ってきては蒔いたムカゴ。
山芋狙いなのは間違いないが、ここに住んで25年(かな?)
いまだ小指ほどの山芋も見たことがない。
ぐるぐるからまるものに今年は灸花も参加して、
見たら抜くものが増えた。
ごはんに入れたり油で揚げたこともあったけれど、
あまり喜ばないんだよなー、うちの男どもは。
というわけで、取りこぼして悔しかったのは昔のこと。
今は青いうちに引っこ抜き、取りこぼすと
また芽が出てしまうので悔しかったりする。
今日は重陽、後の雛はまたも出すことなく。
ごめんなさい、お雛さま。
根をおろす種の息吹や小望月 佳音
箱のふた開くのみてふ後の雛 佳音
出かけていた都合とPCのことで、
アップする日がずれております。
このあと今日の分を出します。