よべの月 十五日
9月10日(旧暦:八月十五日)
十五夜、月見団子はいつもの名張市『さわだ一休庵』で購入。
息子が作ったものだといいなぁと思いつついただいた。
『大田酒造130周年記念 半蔵を楽しむ会』にいつもの
飲み友達二人と釣り人も一緒に出掛けた。
会場までは伊賀鉄道、ホテルの送迎バスで行く。(自宅最寄り駅
までは車で送ってもらった)伊賀鉄道に久しぶりに乗ったので
窓の外ばかり見ていたわたしたち。
今日は中秋の名月なので、伊賀上野城では『観月薪能』、
伊賀鉄道ではもう少し後に『お月見列車』が走る。
どちらも何度も参加したのでぜひ今年もと思いつつ、
酒屋ののりちゃんに案内を見せてもらった瞬間
「行く、夫婦で」と即答。もうひとりの飲み友達
かなえちゃんにLINEで連絡すればこちらも即答。
女三人に囲まれた釣り人は少々居心地が悪かったかもしれないが、
同じ卓のメンバーだった超(とつけたい)お酒大好き氏と
意気投合、おいしい料理と半蔵さんのシークレット含む9種のお酒、
大田酒造のみなさまのおもてなしに大満足だった。
(それぞれのテーブルに大田酒造スタッフがついて、あれこれ
お世話していただいたりお話をきかせていただいたり)
蔵の皆様以外にも米作り・ラベルの原画・デザインそれぞれに
かかわる方々も登壇、伊賀FCくノ一もお祝いに駆け付けた。
わたしたちの卓のすぐそばに有輝杜氏がいた。
付喪神というのは大切に人に使われた道具が変化する神だが、
蔵の桶と酵母たちのことを愛おし気に話す若い杜氏の
話し終えてふっと微笑んだ顔が印象的だった。
飲みながら、食べながら、今、月はあのあたりと指さしつつ
宴を楽しんだ。
はぐれ雲スープに浮かべ月の宴 佳音
よき酒になれと稲刈る脱穀す 佳音
中秋やi田てふ酒の酔ひ心地 佳音
月今宵女杜氏の酒清し 佳音
名月や揺るぐことなき女将の背 佳音
付喪神棲まふ木桶や豊の秋 佳音
わたしが一番好きだったのは『半蔵 純米大吟醸 GHOST』
普段は有輝杜氏を陰で支える若女将が、自身のイメージする
「半蔵」の味わいを目指して責任をもって仕込んだそうです。
またあした。
<おしらせ>
明日朝から出かけて帰りは火曜日夜になります。