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スレッドNo.607

よべの月 二十日

9月15日(旧暦:八月二十日)


秋燈をよぎる玉兎や覚猷忌  佳音

いつもの店のいつものワゴンにパイナップルが
ふたつ、葉がよれよれで折れている。
そっとマスクを外し匂いをかいで無事を確かめ、
(時にイカン匂いの時もある)両方とも籠へ。
まだPCをあれこれしているので、そちらを優先し、
次にパイナップルに触ったのはなかなかの時刻だった。
皮を落とせばあとは砂糖とレモン汁と一緒に煮るだけ。
時折アクをすくいつつ、鍋の中身が「もういいよ」と
いうまでゆっくり待つ、ただゆっくり待つという
豊かな時間。
はっ!
鍋に湯をたぎらせて瓶を煮立てて準備しなくては。

更待や厨に満つる鳳梨の香  佳音 

またあした。

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