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スレッドNo.41

元ネタを予習して視聴すべき映画。

本日吹き替え版を視聴しました。賛否両論も納得の難しい映画だなと思います(笑)
人間模様が蛇足に感じたり、バックルーム探索パートが冗長に感じたりする人もいるようですが
私個人はバックルームの解釈の一つとしてとても面白く興味深い映画だと感じました。

気配に使われるハム音や迷い込んだときの不気味さや不安感を駆り立てるBGM。
怯える人、興味をそそられる人、懐かしさを覚える人、魅了される人、それぞれの空間への感じ方の違い。
あらゆる手段を使ってバックルームという不明瞭な空間を表現されているなと感心してしまいました。
調査組織の痕跡まで不信感に繋がるのは面白い表現でしたね。

食卓のシーンでクラークが「変わりたくない」「ここにいたいんだ」と胸中を吐露したのは
バックルームに懐かしさや安心感といったリミナルスペースとしてのバックルームを感じていたのかなと考えると
あのシーンとストーリーの深みが増すような気がします。

出会ったエンティティのなかで唯一攻撃的だったキャプテン・クラークは
何かを諦めて傷つきたくない、誰かのために我慢したくない、自分の思い通りであってほしいという
ひたすらに己を守ることを優先したクラークの臆病さからくる攻撃性が増長された姿だったのかもしれないと感じました。
だから「変わらなくていいんだ」と諭すように話しかけた際に、クラークという他人を信用できなくて攻撃したのかもしれませんね。
もしくは家具店のCMに映る海賊という大衆からのイメージかなとも思いましたが…どちらにしろこじつけくさいかも。

吹き替え版と字幕版では解釈できる幅が違うので考察というよりは私の感想となりますが
“かもしれない”をたくさん考えられる良い映画でした。次は字幕版で視聴したいです。

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