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スレッドNo.88

裏第三十四話 きっこのウワサ(笑)

先日のNHKの「俳句王国」で、あたしの句が主宰特選に選ばれました。

どんな句かと言うと、こんな句です。

  瓜蝿が瓜蝿を呼ぶ雨催  横山きっこ

どんな意味か分からない人は、「俳句質問箱」のほうに書いてありますので、そちらをご覧下さい。*図書館註:消失不明。

なんてことはど~でも良くて、それよりも何よりも、今回の俳話は、この句のことじゃなくて、この句のあとの部分、そうです!あたしの名前の話なんです!

今回のテレビで、あたしの名字が知られてしまったため、各方面で、色々な女性週刊誌的憶測情報が飛び交っているのです。

それは、「きっこは、ひこばえの主宰、横山美代子の孫じゃないのか?ひこばえは、師系が蛇笏だし。」
「いやいや、あの毒舌キャラは、どう考えても横山やすしの隠し子に違いない。」
「でも、あの逆セクハラまがいの言動は、横山ノックの血を引いてる可能性もあるぞ。」などなど‥‥(笑)

その中でも、なかなかスゴイのが、「きっこは、どうやら横山白虹の孫らしい。」と言うウワサです。

横山白虹と言えば「自鳴鐘(じめいしょう)」の主宰で、ずいぶん前に亡くなり、今は奥さんの横山房子が後を継いでいます。
‥‥ってコトは、横山房子があたしのおばあちゃん?(笑)

さらには、寺井谷子があたしの母さん? そしたら、あたしの名字は寺井じゃん!(爆)
(知らない人のために書いておきますが、寺井谷子は横山白虹と房子の子供で、自鳴鐘の編集長で、次期主宰です。)

分かりやすくするために、ここから先の話は、事情通のS氏とT氏の対話形式で書いて行きます。

S「いやいや、きっこは寺井谷子の子供じゃないんだよ。横山白虹には俳句と関わっていない長男がいて、きっこはその長男の一人娘なんだよ。」
T「だけど自鳴鐘って福岡の結社だろ?」
S「その長男は大学卒業とともに上京して、東京の商社に就職して、社内恋愛で結婚して、それで生まれたのがきっこなんだよ。」

T「じゃあ、きっこが俳句を始めたきっかけは?」
S「それはな、きっこが中学の時、福岡のおばあちゃんが俳句をやっていることを知って、その影響で俳句を始めたんだ。」

T「だけど、自鳴鐘って、もともとは無季俳句の結社だろ?きっこの俳句は有季定型の客観写生、つながりがないじゃん!」
S「それが大アリなんだよ!自鳴鐘の師系は無季俳句の吉岡禅寺洞だろ?きっこの家の洗濯機も、全自動なんだよ!」T「な~るほど!」(笑)

S「横山白虹が亡くなったのは、きっこが小学生の時だけど、それまでは毎年、夏休みになると家族三人で、福岡の実家に里帰りしてたんだ。」
T「ふんふん。」

S「白虹は、小倉で外科病院を開業していて、地元ではなかなかの名士だったんだ。地位も名誉もお金もあり、その上、俳句結社の主宰でもあったからな。」
T「ふんふん。」

S「そんな白虹が、目の中に入れても痛くないほど可愛がっていたのが、孫のきっこなんだ。白虹の作品の中に、夏休みに遊びに来たきっこが、庭で泥んこ遊びしている景を詠んだ句があるんだ。」
T「どんな句?」

S「秋あつし亀甲泥をのせて這ふ 白虹」(爆)

たまには、こんな俳話でも、おアトがよろしいでしょうか?(笑)

編集・削除(編集済: 2022年09月28日 20:15)

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