春宵を娘と酒を酌み交はし
長女のバレンタインの誕生日に魚のうまい店で誕生会をやったのですが、いつも呑み過ぎて娘に怒られるので今夜は控えようと思っていたら下戸のはずだった娘がレモン・サワーを頼んだのでこれは父親としても呑まずばなるまいと、立山がなかったので久保田の百寿を頼んだ。百寿は朝日山という名前でコンビニにも売っているが、娘と酒を酌み交わす日が来るとは感無量で、百寿は昔は幻の酒と呼ばれたが良い酒だが、親子で酒を酌み交わす旨さは格別である。父とは酒を酌み交わすことがなかったので、もし酌み交わしていたら父の喜びはいかばかりかと遣り残したことは人生にはあるものだとつくづく思った。今年は娘と墓参りにゆくか。