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スレッドNo.3947

極月のサーフィンをするサンタかな

>ぬめぬめとぷつぷつなめこのぷつちん 兎波
兎波さんは全体で十七文字になればいいと、五七五の定数律を外している句が散見するのですが、これは五八四ですが勢いで詠み通して見事に楽しい俳句で猫髭特選☆☆☆ですね。小粒ではなくほだ木栽培の大なめこが時々売られるので見つけると買っていますが、W災害にもめげず自家栽培して収穫している元気さには感服します。舞茸はさぞ香りも高いうまさなんでしょうね。わたくしも昔群馬の榛名湖に氷上ワカサギ釣りに行った時に近くの農家の出店で舞茸の大きなのを買って来て、なるほど見つけると嬉しくて舞い踊るから舞茸というのかと実感しました。今日もバサ(ベトナムの白鯰で、フィッシュバーガーの白身魚に使われますが、フライにすると醤油・ソース・タルタル・サルサとなんにでも合う万能白身魚です)と海老と舞茸のフライを堪能しました。

>どさりと庭から直送なめこ汁 兎波
>どつさりの土産抱えて冬の朝 ハジメ2018
兎波さんの上五が上四の字足らずなのでハジメ2018さんがそれとなくフォローしてくれたのですが、「抱えて」は「抱へて」なので、二人とも「あと見よそはか」の呪文を唱えてください。(*^▽^*)ゞ

ついでながら「整然とやぐらに干さる大根かな ハジメ2018」の「干さる」は文語だと助動詞は「干さるる」になりますので字余りを避けるには「整然とやぐらに垂るる大根かな」といった言い換えが必要です。干大根だということはわかりますから。わたくしも干大根が大好きで、毎年小口に切って青梅を漬けた梅醤油をかけてぼりぼり食べております。
「整然と極月の箱みかん届く 兎波」は五七六の句跨りの字余りなので「箱みかん」が「箱/みかん」と切れて読みづらいので、「整然と箱みかん来る十二月」「どつかりと箱みかん来る十二月」といった類の推敲を試みてください。

写真はサーフボードを持ったサンタさんでレイモンド・ブリッグズの傑作絵本『さむがりやのサンタ』のパロディですね。

引用して返信編集・削除(編集済: 2024年12月19日 04:34)

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