空つぽの心とスマホ百日紅
今日ファミリーマートの店長からカードが廃止になってスマホのアプリに統一されると聞いて「カードからアプリに」という手順書をもらったが、STEP1がまずはアプリをダウンロードと書いてあるだけなのでアプリってどこにあるの?と最初からわからない。わたくしは仕事柄電話とショートメールしか使わず、アプリも更新も全部無視しているし、カードはもう10年以上前で、パスワードなどとっくに忘れているし、電話番号か生年月日が間違っていると言われても電話番号はそれは長い間には変わるので、昔の電話など覚えているはずもないのだが、昔の手帳は捨てずに取ってあるからパスワードも書いてあるかもと20年前のアドレス帳を見たら〇谷〇子とか知らない名前が載っていて、誰だっぺとよく見たら、小さく撫子とかぴーことか竹笛とか紅椿とかりんとか書いてあるのでハイヒール句会のメンバーだった。撫子さんは泉佐野かと思ったら、まさか今日顔を出すとはびっくり。アラスカのりんさんも芦屋の方だったか帰国して、岡山まで遊びで遠出したら、偶然「きっこのハイヒール」の青空版をわたくしと作った岡山の俳友仕立屋お吟さん(鑑賞の部屋の米元さんにわたくしがつけた俳号)と喫茶店でばったり会って、世間話をしていたら話に出て来た猫髭さんはどちらも知り合いでびっくり仰天で、以来合同俳句会もやってるとか。世界というものは広いようで狭いものでもあるという実話である。
まあ、偶然だが、縁は異なもの味なものではあるねえ。
それにしても、かもめさんのいる熊本も兎波さんの能登も自然災害が次から次へと難儀だねえ。どこにいてもその場にあった生き方をするしかない。わたくしも似たようなものだが、それはそれで波乱万丈で悪くはないと思っている。
