MENU
344,673

スレッドNo.600

薄皮のオムレツ醤油かける秋

アメリカ人はパーティが社交辞令なのか好きなのかわからないがよく招待されて、親しくなったアメリカ人はホーム・パーティにも招待されてもてなされたのでわたくしもお返しに手作りの猫髭MusicCD(JAZZ中心だがお客の好みでクラシックやロックやブルースやPopsやタンゴやラテンやフォルクローレも混ぜる)をBGMに簡単な料理を作って座興とするが、子どもの居る家は子どもたちのための料理も作る。鶏肉と玉葱を刻んで御飯とケチャップで炒め、豚肉と玉葱を刻んで御飯とソースで炒め、牛肉と玉葱を刻んで御飯と醤油で炒め、卵を溶いて薄い皮で包んで三種オムライスを作るのだが、子どもたちだけではなく大人たちも味変を楽しんで、ついでに餃子pot stickerを作って焼餃子pan-friedと水餃子boiledを作ってあげると、これは大人も子どもも喜んだので作り方を教えてあげたものだ。調味料はお国柄の好みで勝手に食べればいいので相手任せで子どもたちは餃子にケチャップやソースをかけていた。(*^▽^*)ゞ。

わたくしの作るオムレツは昔ながらの薄皮のオムレツだが、最近は半熟のオムレツをチキンライスの上に乗せて真ん中にナイフを入れると自重でとろりと割れてチキンライスを包んでデミグラソースをかけるタイプが多いので、おいしいアイディアだが、わたくしは昔ながらの町の大衆食堂の薄皮のオムライスが好きである。昭和の男なのでしょうがない。

たまたま暇つぶしに見たら面白かったドラマSP沢村一樹主演の『東京地検の男』で、開店割引のチラシを配られて、オムライスの値引きを喜ぶ主人公の検察官が、殺人事件の被疑者が洋食屋と知って接見でいきなり「オムレツはやっぱり薄皮ですよねえ」と同じことを話しかけていたので我が意を得たりで、こういうオムライスのチラシやとろふわのオムライスを食べて首を捻るシーンが置かれる映像の掴みが最初にあると安心してドラマに身を入れることが出来る。実は話題になった村上春樹の原作の『ドライブ・マイ・カー』がAmazon会員なので月額350円で見放題なのでクリント・イーストウッドの『クライ・マッチョ』はいくらなんでもその歳でこれはないだろうという映画だったので(まあ、わたくしはミーハーなファンなので最後まで見たが『運び屋The Mule』が素晴らしかったのであれで最後にすればという気がしないでもない)、楽しみに見始めたが3分と持たずに見るのを放棄した。映画というものはファーストシーンから見る者を一瞬にして銀幕に引き込む映像でなければ映画ではないという映画愛のわたくしとしては窓を背にして顔の見えない女がわけのわからないことをだらだら下手糞に垂れ流している画面を見続けることは苦痛で見るのを放棄した。映画館を出てくる時にがっくりして出る映画は映画ではない。ハッピーエンドで終わるということではなく悲劇でも不条理映画でも映像が素晴らしければ心に残るが映像ではなくセリフで説明するとかやくざ映画でもないのに大きな声でしゃべるとか言葉で表現できないところから映像は始まるという映画の原理すらわきまえない映画はわたくしには映画とは言えない。

と話は飛びまくるが『ドライブ・マイ・カー』の始まりに激怒してむかついたので口直しにTVのスペシャルドラマでおいしいオムレツの話が出て、すぐオムレツ作ったら、目の前にオムレツの句が、という関係妄想症でした。

引用して返信編集・削除(編集済: 2022年10月17日 03:37)

このスレッドに返信

このスレッドへの返信は締め切られています。

ロケットBBS

Page Top