夫の吹く巻笛 鳴りて霜の夜
あ、兎波さんを飛び越してしまいましたね。書いている最中に買ってきた安寧芋を蒸かして食べていたので。
いや、驚いた、この安寧芋の真ん中の橙色の部分の上品な甘みはわが郷里の紅あずまには出せない味で、焼芋だと崩れてべちゃべちゃになって食い辛いなあとしか思わなかったので蒸かしてみたら、その色の鮮やかさと甘みにびっくり。くどくない甘さで和三盆の甘みに通じる爽やかさすらある。芋の女王様です。
吹戻しは、寝たきりで肺活量の弱くなったお客に吹いてもらうことによって、肺を鍛えて誤嚥した時に戻せる力も付けられるので、一本笛の吹戻しから初めて、長さを伸ばしたり、枝分かれの二本笛の吹戻しを吹いてもらって最後まで吹ききると、肺活量も増えて誤嚥防止に遊びながら役立ちます。ということで吹戻し→巻笛 (まきぶえ) でつなぎます。