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スレッドNo.1185

雲吞の蓮華を逃げる三日かな

皆さん、こんばんは!

猫髭さん、脇の「兎そばだつ箱根駅伝」、いいですねえ!句念庵さんにもアドバイスしましたが、形式だけにとらわれず、ほんの少しでも「自分の実感」を詠み込んでこその俳句であり連句なのです。以前、茂雄さんのサイトで連句を楽しんだことがありましたが、あの時の「前句との即き具合」を思い出して、歳旦三つ物にも生かしてくださいね。

かをりさん、形式も大事ですが、形式にとらわれ過ぎるとオリジナリティーが欠落して月並みの沼に沈んでしまうのが俳句であり連句です。形式とオリジナリティーとの塩梅、匙加減、バランス感覚、これが確立できれば不動の作風が生まれます。「形式とオリジナリティーを両立させる」などと高いハードルを構えるのではなく、その句その句によって、形式を重んじたりオリジナリティーに比重を置いたりと、素材が最高に生かされるように調味料や火加減などを駆使して「美味しい料理」を作ってみましょう♪

ラスカルさん、とても良くなりましたね。ラスカルさんの「困った時のカフェオレ」といういつものパターンも、すでにラスカルさんの作風として確立していますので、この歳旦三つ物を無記名で読んでも、多くの人が「ラスカルさんの作品だ♪」と気づきます。

真知貝さん、「初諸子」は春の季語ですが、「初」という表現が「新年」をイメージさせるため、発句と脇からの飛躍感が鈍くなってしまいました。しかし、季語の本意を理解している俳人であれば、この「初」は「春になって初めて釣れた諸子」であると理解できますので、発句と脇を1段目のロケット、第三の「初」を2段目のロケットとして、より高く飛躍してゆくイメージへと繋がります。素晴らしい推敲です。

ハジメ2018さん、歳旦三つ物としてはとても良くなりましたが、第三を単独の句として見た場合に、何よりも「で」がよろしくありませんね。この「で」は、説明や理屈の「で」なので、俳句ではできる限り避けましょう。中七は「ふかしてバイク」でも成り立ちますし、乱暴に「ふかすバイクや」と切ってしまっても説明的な表現よりは良くなります。

兎波さん、俳句の源流の和歌が「歌」であること、和歌から生まれた俳句も「歌」であること、芭蕉はそれが分かっていたから、「句が整わなければ舌頭千転せよ」、つまり「千回でも声に出して読んでみなさい」と言ったのです。たとえ掲示板のしりとり俳句でも、書き込む前に一度は声に出して読み上げ、自分の耳でリズムや言葉の流れを確認する。面倒でも、この作業をコツコツと続けると、まるで息をするように五七五が生まれて来るようになるから不思議です。

杜人さん、あたしは別に先生でも何でもない「皆さんの俳句仲間」です。ただ、俳句が好きで好きでたまらない「病的な俳句マニア(笑)」なので、皆さんより長いこと俳句を楽しんで来た中で学んだこと、気づいたことを、皆さんとシェアしているだけなのです。今後ともよろしくお願いいたします。

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