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スレッドNo.1815

春潮や遥かにラムの大通り

皆さん、おはようございます♪

『ラムの大通り』はブリジット・バルドー主演の映画です。
アメリカの禁酒法時代にラム酒の密輸を行なっていたメキシコの海域を「ラムの大通り」と呼んだそうですが、WBCの侍ジャパンの相手がメキシコに決まったので、日本からエールを送るつもりで詠んでみました。


>キリンレモン春めく風の色は青 アリソン
>花菜畑抜けたる風の玉子色 ラスカル

どちらも春風の色を詠んでいますが、それぞれにとても良いですね。

アリソンさんは「青」という割と普通の色を選びましたが、上五「のキリンレモン」という具体名が抜群で、炭酸のイメージとあいまって春の爽やかな風が吹き抜けて行きました。
深読みをすれば、レモンの「黄色」と風の「青」から、ウクライナの一日も早い和平を願う心にも及んで行きます。

ラスカルさんは「花菜畑を抜けて来た風が黄色く感じられた」という発見も楽しいですが、それを「玉子色」と表現した点が秀逸です。
ここから「玉子焼き」→「お弁当」→「ピクニック」とイメージが連鎖して行き、子どもたちの賑やかな声も聞こえて来ました。

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きっこさんおはようございます。 取り上げていただいてありがとうございます。キリンレモンのCMに使われていた竹内まりやさんの「レモンライムの青い風」からの引用なので実はあまり独自性はありません。きっこさんの深い洞察で解釈されたので面映いです。

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