他者認識と恐れと被害
他者が自分と同じ認識を持っているわけではない。
全く別の認識のもとに動いていることも多い。
自己中心的に同じ認識を持っていると考えていれば、多くの自己への攻撃に対して、
共感しない他者は敵対しているものと感じられるだろう。
自分は孤立していて、なんらかの理不尽な理由で差別や虐待を受けていると感じることもあるかもしれない。
多くの場合、他者は自己に対して無関心である。関心を持って追い回して攻撃を加えるような存在ではない。
そんなことをしているほど、暇な人間は稀にしかいない。
稀にしか存在はしないが、場合によっては延々と付き合うこともある。
ここで、排除が起こる。社会からそのような行為を行うと排除される。
アルコール依存によって、奇異な行動や反社会的行動を行なって社会から排除された存在、自己疎外に陥ることもある。妄想や暴力を伴うこともある。
行為に対して、社会的な反撃や制裁を受ければ、社会への恐れを持つことになるが、加害者の側面を認識することは少ない。
素面であれば対応できることも飲酒や、飲酒によって社会的な訓練を行なってこなかったことによって、解決する問題も解決しなくなる。