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スレッドNo.329

近づかない

世の中においしい話はそうそうはない。そういうことだろうと思います。

障害者であれ健常者であれ能力のある人はいる。能力はあるが障害もある。

障害とは、社会の障害である。
障害のない人間はいない。

アルコール健康障害。
多くの合併症があり、重複障害を併発しやすいだろう病気だろうと、私はアルコール依存症をそう認識しています。

能力があるが障害もある、そういう障害者を使えば商売にもなるし、社会貢献にもなる、そんなふうに社会福祉を考えている人をよく見かけます。
なかにはそんな考えのまま社会福祉事業を始める人もいます。

就労継続事業に対して、関係してくる一般企業にも、その賃金(工賃)の安さだけを考えてコミットしてくるところも多々あります。
ほとんどの仕事のオファーがそういった色彩を帯びているように思えることもあります。

常識を疑うことが多々あります。
就労支援B型の作業所にこんな仕事がありますよとお誘いがあり、誠実そうな受け答えに話が進み、さて報酬の段になってみると、
まったくお金のことを考えておられなかったりします。
同一労働同一賃金。
同じ製品が作られたのであれば、同じ賃金が発生します。
障害者が作ろうが健常者が作ろうが同じ賃金が発生します。
同一労働、同一賃金。

能力があれば障害者でも、その能力によって報酬を受け取るべきでしょう。
ここまでは正論だろうと思います。

能力があり制御しやすい障害者を選んで、高い賃金(工賃)を得よう。
そう考えるB型事業所があっても、今の社会では不思議ではありません。
個人的には、そういうことはブラックな一般企業としてやってほしいなと思います。
多くの一般企業が効率第一主義のブラックな経営で多くの障害者を生み出しているのだろうと思います。
それと同じものだろうと思うのです。
けれど、それはそれでよっぽどのことがなければ、それはそのまま社会的に糾弾されることもなく継続され、
場合によってはマスコミに持ち上げられたりすることもあるだろうと思います。

自分の社会的な常識の範囲でおかしげなものには近づかない方が良いのだろうと思います。

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