MENU
3,570

スレッドNo.24

親切な心であればさつき散る 爽波

2月 2日(月)21時13分57秒

ハイヒール句会で楽しく勉強させて頂いています。「鑑賞のお部屋」を開設なさってワクワク拝見しています。実は私も爽波と阿波野青畝をカン違いしてました。今回爽波を取り上げて下さり初めてゆっくり立ち止まって鑑賞しています(今までは例え目にしていてもただボーと通り過ぎていたのかと思います)。良い俳句ばかりですね。「純粋な写生は色あせない」ときっこさん仰ってますが、なるほどと肯きます。それに爽波俳句は何とも言えないユーモアがあるように感じます、歌舞伎の見得を切るような派手さじゃなくて懐かしいような上質の可笑しさです。

それから爽波についてショックだったのは、私が頼りにしている平井照敏編『現代の俳句』にも中公文庫『日本の詩歌(俳句)』にも取り上げられてないことでした。救いだったのは清水哲男氏が沢山取り上げていることです。その中にこの句があって面白いなと思ったのです。この句について清水氏は冒頭「さっぱりわからない」と。きっこさん、解説してください。ちなみに私は「小さな親切大きなお世話」をふと思いました。「親切」は時に恩着せがましくなるというのを含んで、親切であろうとなかろうと関係なくさつきは散っているのだよ、という意味に受けたのですが・・・。

編集・削除(未編集)

ロケットBBS

Page Top