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スレッドNo.10

◆ハイヒール句会◆ ☆ 第3回 三月句会「雛祭」披講☆ ◆相互選◆

  1. ゆふぐれの箪笥に納む雛かな こう (ひろみ)

  2. 春の空カラマツ林あおみさし 葦樺 (きっこ)

  3. 藪椿いやになるほど落ちてをり ハジメ (きっこ)

  4. 人あまたロビーに雛の祭りかな

  5. 春愁や警察官の巡回す 哲仁 (きっこ)

  6. 雛飾り毎度首折れ左大臣

  7. 卒業歌流れてゐたる渋谷かな ののこ (☆かへで、☆まさし、むらびと)

  8. てふ結びリボン結びや雛納め 龍吉 (ののこ)

  9. 沈丁の香のそこはかと風の峪 可津美 (まさし)

 10. 春一番酸素売る店あらはれり 倭瑠 (水星人、むらびと)

 11. 啓蟄やクロスワードの一つ解け ナナ (☆可津美、水星人、知香、jtak、ぱふぱふ)

 12. 雛の日の母の語りを聴いて果つ えみ (きっこ、ぱふぱふ)

 13. 半襟の薄くれなゐや雛の酒 さんちゃん (かへで、なつみ)

 14. 書架にある「ロダンの素描」雪柳 なつみ (倭瑠)

 15. 残る鴨青き藻屑を曳きゆけり ひろみ (☆龍吉、☆えみ、きっこ、ちかこ、麻貴)

 16. ごみ箱に辛さの証拠杉花粉 まさし (ふじけん)

 17. 片付けの担当は父雛人形 水星人 (ののこ、ハジメ)

 18. 春暁や大きく手を振り胸を張り

 19. 草萌やオブジェに触れし男の子 麻貴 (知香、なつみ、ちかこ)

 20. 太郎くんお雛さまより雛あられ

 21. 囀やお城のやうなラブホテル jtak (☆きっこ、こう)

 22. 雛飾り小さき古布の展示会 遊起 (☆ぱふぱふ、葦樺)

 23. 春風に待合室のニュースかな ちかこ (☆ふじけん、きっこ)

 24. めぐり来むK子のはたちや風の春

 25. 春深し人形だらけのリアシート 知香 (ナナ)

 26. いないいないばあが得意よ雛の客 かへで (遊起、はな、えみ)

 27. 春きたり奈良の大和路お水取り

 28. 独り寝にさては今夜も春炬燵 葦樺 (のらちゃん)

 29. あふれ湯の遠き道のり星朧 こう (☆遊起、ひろみ、ナナ、のらちゃん)

 30. 雛流し舟の定員はるか超え ハジメ (倭瑠)

 31. 春うらら眠れる美女にエレキバン ぱふぱふ (きっこ、可津美)

 32. 野良猫の毛並みつややか三月尽 むらびと (哲仁)

 33. 雛の日やバッグの中に丸きもの ののこ (☆知香、きっこ)

 34. 啓蟄や電池交換してをりぬ 哲仁 (ののこ、龍吉)

 35. 車座を解きて菜の花畑かな きっこ (☆むらびと、えみ、水星人、こう、はな)

 36. 雛の宵しばし灯りや五目寿司 可津美 (きっこ、一某)

 37. 亀鳴くやセロファンテープの指の渦 ひろみ (こう、知香、jtak)

 38. 団欒や雛の一つに影二つ 龍吉 (かへで)

 39. 啓蟄や芝刈り機具の試運転 ふじけん (きっこ、ののこ)

 40. パンジーやのそりのそりと胴長猫 知香 (☆きっこ、哲仁、まさし)

 41. 父待てず子の寝てしまふ雛の日 麻貴 (☆ちかこ)

 42. 啓蟄や公園に声満ち溢れ ナナ (ハジメ)

 43. 春暁や器量問われているところ

 44. 葉陰からあはてて蝶が飛び立てり

 45. 兄一人雛の宵に生まれしと なつみ (きっこ、えみ、一某)

 46. 右足も右手も私春の雪 さんちゃん (☆きっこ、☆ナナ、☆麻貴、龍吉、ひろみ)

 47. 工房の隅に日溜り硝子雛 jtak (☆倭瑠、ぱふぱふ、なつみ、かへで)

 48. 一口のジャムの残りや春炬燵 水星人 (☆さんちゃん、☆哲仁、きっこ、ナナ)

 49. スーツ着て桜の蕾見る人ぞ はな (きっこ)

 50. 雛祭り十二単衣も一夜なり

 51. 北窓の開き捨てられぬオルゴール

 52. 色々な出会いと別れしゃぼん玉 まさし (きっこ、はな)

 53. 見つけ来し春いっぱいの句会かな

 54. 桃の日の海へ向きたる風速計 きっこ (知香、龍吉、むらびと、ふじけん、可津美)

 55. 大栄螺天地無用と焼かれけり 一某 (☆こう、☆ひろみ、jtak)

 56. 代々に送りし雛の飾り付け

 57. ももいろにゆきいろ混じり雛あられ 龍吉 (☆きっこ、☆ののこ、水星人、ハジメ、のらちゃん)

 58. あや取に夢を組行く孫の春 可津美 (☆はな、まさし、遊起)

 59. 雛の瞳を見つめひと日の過ぎにけり

 60. ベランダにゴミ袋鳴る青嵐 むらびと (きっこ、一某、麻貴)

 61. テーブルの桃の枝だけの雛祭り ふじけん (かへで、可津美)

 62. 丸文字の伝票届く春の雪 ののこ (のらちゃん)

 63. 窓を拭き今宵の客に春の月 ぱふぱふ (はな)

 64. 土筆伸ぶ長男次男三男と ハジメ (なつみ、さんちゃん、えみ、一某、倭瑠)

 65. ばたばたと雀の雛のどこへやら

 66. ちまちまと琴爪ひひなの調度とて 知香 (☆葦樺、ナナ)

 67. 蝙蝠の飛びこんでくる雛祭 倭瑠 (☆きっこ)

 68. ひとすぢの帯解かれゆく春の湖 こう (☆水星人、☆jtak、☆なつみ、きっこ、ふじけん、哲仁、可津美)

 69. 海鳴りに消さるる祝詞雛送り ナナ (☆ハジメ、きっこ、麻貴、ちかこ、遊起、jtak)

 70. 啓蟄や「もののけ姫」を巻き戻し なつみ (さんちゃん)

 71. 荷造りの遅々と進まぬ春霞 さんちゃん (ハジメ、のらちゃん)

 72. 春日和土手より川のボラ騒ぎ のらちゃん (きっこ)

 73. 雛の日の色足袋の脚投げだせり ひろみ (葦樺)

 74. 春浅し仮病の子へとプリン買ふ 麻貴 (きっこ、こう、ちかこ、さんちゃん)

 75. 海老天の尾の首(ぬし)いづく流し雛 一某 (きっこ)

 76. 啓蟄やこんな所に鍵一つ えみ (ぱふぱふ、哲仁、葦樺、倭瑠)

 77. 雛壇を飾る小さな手に希望

 78. リゾットに匙を曇らせ雛の夜 きっこ (さんちゃん、ぱふぱふ、葦樺)

 79. 式服のボタン付け替ふ春の雨 かへで (☆一某、きっこ、麻貴)

 80. 地虫出づ納屋の奥より錆び馬鍬(まんが) jtak (ふじけん、龍吉)

 81. 墨の香や古人の春の歌 遊起 (きっこ、ひろみ、のらちゃん)

 82. 来客のベルに居留守の花粉症 ちかこ (遊起)

 83. 軽石の名前忘るる春の昼

 84. ランチには菜の花パスタでるお店 はな (むらびと、ナナ、まさし)

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