いきなりのいきなりリレー
10/7の練習で『全員リレー』をやりました。クラブとして3年ぶりの。
OJACの全員リレーの特徴はずばり、誰からバトンをもらうか、バトンを誰に渡すか、トラックに立ってその瞬間にならないと分からないところです。
題して『いきなりリレー』(もちろん有名なステーキ屋さんの名前にちなんでます)
そのねらいはひとつ。どのくらいリードをすればよいか瞬時に判断する力を身につけることです。6年生が持ち場に立ち、我がレーンを走ってきた選手が3年生だったならば、バトンパスの際のリードはほぼゼロにしないと届きません。逆ならば、大胆にリードした方がよい。
バトンを差し出す高さも相手の身長に合わせないとうまくいかない。
瞬時の判断。
その『いきなりリレー』を、このようなねらいがあることを一言も選手に告げることなくいきなりやるのですから、まさに「いきなりの『いきなりリレー』」だったわけです。
この日、バトンを渡す相手を追い抜いてしまった子もいましたし、リードを一歩もせずに止まった状態でバトンを受け取った選手もいました。(いつもはできている)走り終えた後の安全確認を忘れてレーンを横切ってしまった子もいました。
失敗の体験。
小学生のうちにたくさんの失敗をしておいてほしいというのも、いきなりリレーのねらいなのです。
そんなミスはあれど。
ともかく全員がリレーメンバーとしての自分の責任を果たし、バトンはつながったのでした。