指導の言葉は
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フォームの欠点は、指導者が指摘しないと小学生はなかなか自分では気づけない。
もちろん私達も指摘しています。
『副作用』ができるだけ小さくなるような言い方を考えながら。
◎◎◎
3コマ前にこう書いておきながら、ではどんな言葉なら副作用が小さいのか、具体例をひとつも挙げていませんでした。
ご紹介します。
「もう少しだけ、脚を上げてみて」
「ちょっとだけストライド(一歩の幅)を広げてみようか」
『a little』は、どんなシーンにも自然に使えて効果のある言葉です。
「シュッシュッと腕振りして」
「ハードルをピョンと跳ぶのではなくて、ヒョンとまたぎ越す感じ」
擬音語は、子どもの心に入りやすく、動きをイメージしやすいので、副作用は比較的小さくなります。
「りんごをひざに乗せて」
OJAC伝統のこのキーワード。腰を落とさずにひざがスッと上がるのです。見えない物をイメージすることが良いのでしょうか?(スイカでは大き過ぎて、シャインマスカットでは小さ過ぎて、りんごがちょうど良いのかも)