火星と天王星が接近
また天文の話です。
7/4 3:00ころ火星と天王星が超接近します。ただ当地(北海道北緯43度)で高度15度しかありません。
火星は赤く1.3等と明るいため肉眼でもわかるかもしれません。天王星は青っぽい星ですが色はおそらくわからないでしょう。明るさは約6等ですので双眼鏡でもわかるはずです。
図の上にあるのはプレアデス星団(昴)です。その下側に見えます。位置関係は図から判断してください。
金星や木星は大変明るいのでわかりやすいですが、火星はもちろん天王星など見ることもないでしょうから晴れたらぜひどうぞ。
(ウェブアドレスは情報の提供元です)
> ホームセンターの望遠鏡で「見えない!」のは、倍率が高いのにまともな三脚が付いていない
これは一理ありますがそもそも高倍率がダメなんです。
天体望遠鏡の性能は(色消しされ、きちんと磨かれていることは大前提) 口径の大きさだけで決まります。
私が知っているのは5cm程度の口径でしたが倍率が高すぎるのです。分解能は口径をmmで表したときの数字をそのまま倍率にする(100mmなら100倍)が最大といわれています。それ以上の倍率は過剰倍率なんです。それでも100mmなら150倍程度にはします。はっきり分離されていることを確認するためです。過剰倍率はボケを拡大するだけです。
なので学研のはその意味でもきちんとしています。スコープテック ラプトル50も75倍ですので過剰ですが、それなりです。
色消しはカメラレンズを見ればわかるとおり複雑な光学系を形成する必要があります(他の収差やズームのせいもあります)。なので現在、大口径望遠鏡のすべてが反射鏡を使っておりレンズは焦点付近で収差補正しているだけです。屈折はどうやっても色収差が残ってしまいます。なので観測には全く適さず小口径をアマチュアが使用しているだけです。20cm以上はアマチュアも反射式を使用しています。
京大に花山天文台(京都 清水寺の裏、45cm屈折、惑星観測用)があります。取り壊しされそうでしたが、有志がロックバンド、クイーンのブライアン メイ氏に連絡し訪問を依頼、実現したことがあります。
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/topics/200127/
実はブライアン メイ氏は惑星研究の学者でもあるんです。彼のサイン入り望遠鏡をよもや壊さないだろうということです。こんなことをしないといけないほど運営費交付金が減らされているんですね。
当時、接眼にデジカメを近づけて撮った月です。ファイル情報を見るとキョーセラのFinecam300SRで撮っていました。たったの300万画素でしたが、今では考えられないような美しいカメラでした。
ホームセンターの望遠鏡で「見えない!」のは、倍率が高いのにまともな三脚が付いていないのが原因かもしれません。手持ちでは目標を視野に入れられないですし、そもそも肉眼で見えない星にどうやって向ければ良いのか。
実は私もその経験があります。天体望遠鏡専門店にメールで相談したら、高価な物はお奨めできないので言って、カメラ用の三脚と微動を探してくれました。
それを使って、土星の輪や木星の惑星を、子供たちと楽しみました。大きな対物の短焦点でしたが、実際には中央の部分しか使っていないシロモノでした。それでも楽しかったです。
ken様
> 学研の望遠鏡キットなのですね
そうです。ウルトラムーンというやつです。
対物レンズは2枚の色消しレンズ(アクロマート)、接眼レンズは凸レンズ2枚のハイゲンス式の安物です。
現在はG-telescopeというものになっているようです(まだ売られているかは知りません)。ただ倍率が高くなっているので手持ちはできないでしょう。\4500ですがホームセンターなどで扱っているものよりもまともでしょう。
https://scopetown.jp/products/raptor50/?yclid=YSS.1001293592.EAIaIQobChMI6q610s65lQMVvNUWBR0UUCBJEAAYASAEEgL9b_D_BwE&sa_p=YSA&sa_cc=1001293592&sa_t=1783188545172&sa_ra=09
これよりもまともじゃないかと思っています。
「M8干潟星雲・M42オリオン星雲・M31アンドロメダ銀河・M45 すばる星団など、明るい星雲星団が見えます。」
などと書かれていますが、当たり前で暗い空ではどれも肉眼でみえるものばかりです。プレアデス(M45)など人口12万人のわが町でも肉眼で楽々見えるものです。
天文の掲示板で銀河を見るために購入したが見えないというのがありました。当たり前です。口径が小さすぎます。ファインダー程度しかありません。
たや様
今は本屋そのものがなくなってきてさみしいですね。私は昔ながらの本の匂いをかぎながら探すのが好きです。
学研 ウルトラムーンはしょっちゅう行くザ・ビッグというイオン系のスーパーに同居している本屋で見つけたものです。
学研の科学と学習は小学生のとき、毎月楽しみでした。ただ、地区の小学校区内は3年生のころから取扱禁止になりました。(当時、大陸から引き揚げてきた人など特に貧しい地域でしたのでやむを得ませんでした。)
6年になり、他の小学校の取扱している人から購入できるようになり、むさぼるように読みました。
西村さん、
学研の望遠鏡キットなのですね。小学生のころ、学研の科学雑誌に対物と接眼が付録になったことがあって、鏡筒は画用紙を重ねて筒にしたのを思い出しました。月のクレータに感激したのを憶えています。
私は首都圏在住ですが、プレアデスは、夜遅く街の明かりが暗くなると見えることがあります。
書いた手前、見てみました。
想像以上に空は明るくかなり厳しかったのですが、先に火星を見つけました。確認のためその上にあるプレアデスをあとで見ましたので間違いありません。でも残念ながら天王星は見つけられませんでした。
どの程度、見えているのかをプレアデスで確認したところ視力1.5程度の人なら肉眼でもわかる6個しか見えませんでした。
teygeteが4.3等が見えた一番暗い星でした。これでは無理ですね。残念!
使用したのは
https://www.gakken.jp/science/mag_kagaku/kg_presents/30_ultra/
です。12倍で手持ちです。少しでも安定させるため柵にあてがいました。
昔使っていた望遠鏡のファインダー代わりになるかなと購入したものです(ダメでした)。
西村様
高度の推定、ありがとうございます。
私の住んでいるところは、山に囲まれているので無理です。近くの200mくらいの山に登れば見えるかもしれませんが、機材がないので諦めます。
たや様、レスありがとうございます。
アドレスはその通りです(最初の投稿の名前をクリック)。
> 本州では見れないのが残念です。
たや様は京都府にお住まいでしたよね?少しは近いだろう大阪市の緯度経度で表示したのが画像です。Altitude が高度ですが 14度あります。ただし時刻を 3:30 にずらす必要があります。3:00だと高度は8度しかありませんでした。
方角を書いていませんでしたが、東の空です。
方角を書いていませんが、東の空です。
天王星の6等級は肉眼ではまず無理ですが双眼鏡(7倍から10倍程度)なら楽に見えます。なるべく三脚に載せてください。
北海道も同じですが、その時刻は天文薄明(空が明るくなる)が始まっています。なので双眼鏡でなければかなり難しいかもしれません。プレアデスを探すことです。北斗七星を小さくしたような星団ですので見つかるだろうと思います。その下方にある赤い明るい星があったらそれが火星です。一番近くに見える星があったらそれが天王星です。
西村様
貴重な情報ありがとうございます。情報元のウェブサイトは、
https://news.local-group.jp/(星が好きな人のための新着情報:以前、西村様が投稿されていました。)
でしょうか?
本州では見れないのが残念です。