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スレッドNo.120

「ベルリンは晴れているか」

深緑野分さん著作の長編です。ページを繰る手が止まらなかった…。舞台は第二次大戦終戦直後のドイツです。巻末の圧倒的な参考文献リストから分かるように、徹底的な取材がもたらす悪夢のように悲惨な戦時描写…。人とはここまで愚劣になるのかと、読んでいて目をそむけそうになった。物語自体はしっかりミステリしてたので満足しました。この国にもこんな時代があったんだなあ。

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